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はっしゃんです。
ランチェスター戦略入門のエントリーでは、
これから株式投資を志す方や、
1から学び直したい方向けに
ランチェスター理論と戦略に基づいた
科学的な投資手法について
考えていきたいと思います。
<第1回>弱者の戦い方と強者の戦い方
<第2回>数の優位と差別化
<第3回>商品価値とマーケティング
<第4回>数の優位と武器の優位
<第5回>セグメンテーションとターゲティング
<第6回>弱者の差別化戦略
<第7回>株式投資とランチェスター戦略
<第8回>個人投資家と弱者の戦略
1回目は「弱者の戦い方と強者の戦い方」
について考えてみます。
* * *
ランチェスターの法則は、
イギリス人のランチェスター
という人によって第一次世界大戦時に
導き出された軍事法則です。
ランチェスターに限らず、
戦争で弱者が強者に勝つために
取る戦略は決まっています。
有名なのは、織田信長の
桶狭間の戦いのような奇襲戦ですね。
ランチェスターの法則の
面白いところは、
近代戦の残存兵力について
データ分析から解を
求めたところでしょうか。
ランチェスターの法則には
第1法則:一騎打ちの法則
第2法則:集中効果の法則
の2つがあります。
一騎打ちの法則とは、
「1対1の戦いにおいて
武器の性能が同じであれば
兵力が大きい方が勝つ」
というものであり、
A軍:10
B軍:3
の戦いであれば、
10-3=7で
A軍が勝ちです。
集中効果の法則とは、
「航空戦などの多数対1の
確率戦闘の場合、
武器の性能が同じであれば、
戦力の二乗の差になる」
というものです。
A軍:10
B軍:3
の戦いであれば、
100-9=91で
A軍が勝ちです。
また、A軍の残存兵力は、
一騎打ちの場合は7ですが、
確率戦の場合は√91=9.54
となり、A軍がほぼ無傷の
圧勝となるわけです。
A軍の立場に立てば、
一騎打ちを避けて、
より確実に勝てる確率戦を
選択する方がリスクが
少なくて済むことになります。
これが強者の戦略です。
逆にB軍はまともに戦っては
勝ち目がありませんので、
確率戦闘を避けて
一騎打ちに持ち込むこと。
できれば、
B軍:3
A軍:1
のような形勢逆転の状況を
作り出す必要があります。
これが、弱者の戦略です。
織田信長が桶狭間で勝ったのは
幸運だけではありません。
戦略の勝利なんですね。
じゃあ、どうやって
形勢逆転に持ち込むのか?
は、<第2回>に続きます。(笑)
* * *
株式投資の世界も
命の次に大切なお金をかけて
初心者とプロが同じ土俵で戦う
立派な戦場ですから、
同じことが言えると思います。
戦略なくして勝利なしです。
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