発掘チャート<8312>拓銀破綻98年危機突入

はっしゃんです。

発掘チャートのエントリーでは、
様々な銘柄の名場面を
株価チャートで再現して
お楽しみいただこう
という企画です。

第14回は1997年11月に
経営破綻した拓銀の株価チャートです。

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1997年の三洋証券、拓銀破綻を契機に
日本経済は戦後最大の危機を迎えました。

拓銀破綻の1ヶ月後には、
拓銀の主幹事証券だった
山一証券が連鎖的に破綻。

さらに98年には長銀、日債銀が破綻し、
金融危機はピークとなりますが、
政府が公的資金を注入することで、
当面の危機を回避します。

当時の銀行は80年代の
バブル期に高騰した不動産を
担保にした融資が焦げ付き、
多くの不良債権を保有していました。

拓銀の場合は、カブトデコムなどへの
ずさんな融資、飛ばし行為による
不良債権隠しなどにより、
負のスパイラルに嵌っていきます。

これらの問題が表面化し、
マスメディアから「危ない銀行」
のレッテルが貼られると預金流出も増加。
ついに97年11月17日に
経営破綻を発表することになります。

拓銀株には、売り注文が殺到し、
破綻発表前に65円だった株価は、
19日になって5円で寄り付き、
最終的には1円となって
市場から退場することになりました。

その後は、98年に都市銀行に
公的資金が注入されたことや
都市銀行の合併が進んだことで、
不良債権問題はいったん解決した
かのように思われましたが、
2002年に再び再燃し、
最終的にバブルの精算が終わるのは、
2003年ということになります。

まさに失われた15年ですね。

 * * *

私たちは株価チャートを
結果から見て評価する傾向にありますが、
実際の相場は現在進行形ですから、
当時の業績や市場期待、需給を投影した
株価チャートは貴重な実録データです。

・ブラックマンデー(1987年)
・バブル相場(1989年)
・ITバブル(2000年)
・NYテロ(2001年)
・サブプライムショック(2008年)

「賢者は歴史から学ぶ」といいます。
今も昔も株式投資の基本コンセプトは
「将来、値上がりしそうな株を買う」
ということで同じですから、
過去を知るということは、
未来を知ることに通じると思います。

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