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はっしゃんのスロートレード研究所 > 業績予想シート
2007年03月23日(金) 20:10

下方修正分析<8907>フージャース2007年3月期

はっしゃんです。

先日、決算予想分析
取り上げたフージャースから
下方修正が出ていますので
確認しておきます。

早速、修正内容を
見ていきましょう。

 * * *

今回の下方修正は、
月次情報や過去の決算データを
分析すれば容易に予測できた
ものだと思います。

下方修正前の会社計画
  売上:43500
  経常: 6500
 純利益: 3800

はっしゃんの予想(2月時点)
  売上:36758(計画比:84.5%)
  経常: 5763(計画比:88.7%)
 純利益: 3410(計画比:89.7%)

下方修正後の数字
  売上:37200(当初比:85.5%)
  経常: 5150(当初比:79.2%)
 純利益: 3030(当初比:79.7%)

上の数字は2月時点の
月次情報(1月月次まで)と
過去データから
単純計算したものですが、
はっしゃんの予想が、
おおむね当たっている
ことが分かると思います。

(2月月次ベースなら、
 売上はほぼ的中です。)

はっしゃん予想と比べると
売上に比べ利益の悪化が
大きいのが気がかりですが、
ぎりぎりのラインで増収増益は
確保していますので、
下方修正としてのサプライズは
少ない方だと思います。

利益水準については、
経常利益も悪化していることから
 1)粗利率の低下
 2)販管費比率の上昇
のどちらかであると思われますが、
これは決算発表まで分かりません。

 * * *

業績の修正理由には、
 1)競合物件の増加
 2)人材教育
などを上げていますね。

1)については、
来期以降も続くことであり、
今後を占う上で重要です。
他社に対するフージャースの強み、
差別化ポイントを再確認する
必要がありますね。

2)については、
成長スピードが速すぎた
ということですから、
スピードが鈍化すれば、
歪みも減ると思われます。

そのほかでは、配当性向を
 10%→15%
と変更することを上げています。
この施策も高成長路線から
安定成長への転換を意味します。

問題は来期の数字ですが、
既定路線へのV字回帰よりも、
安定成長路線への
ソフトランディングを目指す
可能性が高そうですね。

今期、下方修正を
余儀なくされたことで、
来期予想は慎重予想になる
可能性も高そうです。

 * * *

重要なのは数字を予想することではなく、
予測してどう動くかということです。
今回の下方修正も予測可能でしたから、
ある程度、市場に織り込まれています。
(株価も下がりっぱなしでした。)

数字を見てどう動くかは、
投資スタンスによって違いますが、
下方修正を見て売ろうと思った人は、
ちょっと考え直した方が
いいかもしれません。

下方修正が出てから売るというのは、
市場に翻弄されている多数の負け組と
同じ行動をすることです。

なぜ、今まで保有していたのか。
もう1度考えてみてはいかがでしょうか?

ただ、これまでのようにフージャースに
高成長、高株価を期待していた投資家は、
これで保有する理由がなくなりましたね。

今後は「投資家の質」も
変わってくることでしょう。
はっしゃんは大歓迎ですよ。

 * * *

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2007年02月22日(木) 19:51

決算分析<7640>トップカルチャー2007年10月期(1Q)

はっしゃんです。

今日は2/22に発表された
トップカルチャーの1Q決算を
確認しておきます。

この会社は10月決算なので
1月までが1Q決算になります。

はっしゃん式業績予想シート
を使って決算を確認しておきます。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
<分析シートの使い方>のページをご覧ください。

トップカルチャーの月次売上は、
1月までの累計で
 106.7%
分析シートで自動計算した推定売上は、
 7628百万円
でしたが、1Qの売上は、
 7700百万円(予想比100.9%)
と、ほぼ予想通りでした。

前期比では
  売上:107%
  経常:141%
 純利益:142%
と、利益が大きく伸びました。
好調のようですね。

さて1Qの実績を
会社計画と比較してみると

計画(中間)
  売上:14,562
  経常: 696
 純利益: 397

実績(1Qまで)
  売上: 7,700 (52.9%)
  経常: 441 (63.4%)
 純利益: 251 (63.2%)

となっていて、
やはり利益進捗率が
60%台と高い数字に
なっています。

 * * *

では、粗利と販管費の
動向をチェックしてみます。

粗利率の推移
 3期前:29.3%
 2期前:26.7%
  前期:29.9%
  今期:29.8%(1Qまで)

販管費比率の推移
 3期前:25.7%
 2期前:26.6%
  前期:26.9%
  今期:24.2%(1Qまで)

粗利益率はレンタル商品を
前倒し償却した2期前を除いて
29%台となっています。

一方の販管費比率は
新規エリアの関東地方に
新店を大量出店した2期前から
大きく上昇していましたが、
今期は低下しそうです。

では四半期単位の推移から
詳しく分析してみます。

粗利益率(四半期比較)
      前期  今期
1Q期間: 29.0%  29.8% (+0.8%)
2Q期間: 28.2%
3Q期間: 31.8%
4Q期間: 31.0%

トップカルチャーの粗利は、
売上の増大する1Qに低くなり、
2Q以降で回復する傾向にあります。

(前期は2Qに大型商品が
 集中したため、例外的に
 2Qの粗利が低くなっています。)

今期1Qの粗利は、
粗利益率の高いレンタル商品が
好調に推移したこともあり、
前期比+0.8%となっています。

販管費比率(四半期比較)
      前期  今期
1Q期間: 24.8%  24.2% (-0.6%)
2Q期間: 26.7%
3Q期間: 28.3%
4Q期間: 28.0%

一方の販管費比率は、
前期より0.6%低下しました。
関東エリアのドミナント化が
進んできたことも、
効率化につながっているようです。

経常利益率(四半期比較)
      前期  今期
1Q期間: 4.4%  5.7% (+1.4%)
2Q期間: 3.2%
3Q期間: 3.6%
4Q期間: 3.4%

経常利益率は1Q期間に
高くなる傾向にありますが、
今期1Qは5.7%と
過去最高水準になりました。

1Q期間での通期予想は、
据え置かれましたが、
今後の月次業績次第では、
上方修正も期待できそうです。

 * * *

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2007年02月17日(土) 22:32

決算分析<2681>ゲオ2007年3月期(3Q)

はっしゃんです。

今日は2/15に発表された
ゲオの3Q決算を
確認しておきます。

この会社は3月決算なので
12月までが中間決算になります。

はっしゃん式業績予想シート
を使って決算を確認しておきます。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
<分析シートの使い方>のページをご覧ください。

ゲオの月次売上は、
12月までの累計で
 136.9%
分析シートで自動計算した推定売上は、
 169414百万円
でしたが、3Qの売上は、
 160830百万円(予想比94.9%)
でした。(大ハズレ)

売上予想が5%もズレるのは、
かなり珍しいことです。
ゲオの月次はゲオショップだけのもので
連結とは誤差があるため、
補正変数を用いて計算しています。

2Qまでの実績を参考に
3Qの補正値は1.03倍
としていましたが、
結果は0.975倍となり、
予想を大きく下回りました。

この結果を反映して
1月までの進捗率は、
次のように下方修正します。

修正前:105.4%
修正後: 99.8%

ゲオは連結対象が多くなっており、
正確な売上予想は難しくなってきましたね。
4Qの数値も誤差を覚悟しておく
必要がありそうです。

さて3Qの実績を
会社計画と比較してみると

計画(通期)
  売上:220,000
  経常: 6,750
 純利益: 4,500

実績(3Qまで)
  売上:160,830 (73.1%)
  経常: 3,356 (49.7%)
 純利益: 2,118 (47.1%)

となり、進捗率は悪いです。
4Qは3Qに続く稼ぎ時なので、
まだ挽回は可能なのですが、
利益進捗50%未満と
かなり出遅れています。

 * * *

では、粗利と販管費の
動向をチェックしてみます。

粗利率の推移
 3期前:35.8%
 2期前:33.4%
  前期:32.7%
  今期:30.3%(3Qまで)

販管費比率の推移
 3期前:32.8%
 2期前:30.6%
  前期:28.8%
  今期:28.2%(3Qまで)

粗利益率は過去3期と比べて
最低水準にあります。
レンタル商品の償却や
新品ゲームの販売増に伴う
粗利益率の低下によるものです。

では四半期単位の推移から
詳しく分析してみます。

粗利益率(四半期比較)
       前期  今期
1Q期間: 34.9%  29.8% (-5.1%)
2Q期間: 33.0%  32.1% (-0.9%)
3Q期間: 33.3%  29.1% (-4.2%)
4Q期間: 30.1% 

粗利は前期より悪化しています。
4Q期間も販売傾向は、
ほとんど同じなので、
粗利率の回復はあまり期待
できそうにありません。

販管費比率(四半期比較)
       前期  今期
1Q期間: 33.1%  29.5% (-3.6%)
2Q期間: 29.6%  29.6% (+0.1%)
3Q期間: 26.0%  26.0% (+0.0%)
4Q期間: 28.0%

販管費比率は、売上が大きく
拡大したこともあり、
前期並みの水準を維持していますが、
3Q期間は粗利益率の低下を
フォローできませんでした。

 * * *

さて、この数字で
ゲオは4Q期間で
会社計画を達成できるのか?

1月月次ベースでの
はっしゃんの見通しは

   売上:219594
 営業利益:  4917(計画:6500)
 経常利益:  5150(計画:6750)
  純利益:  3450(計画:4500)

となっていて、
売上は計画線。
利益は大幅未達の
予想となります。

前提条件としては
       売上:124.3%(前期比)
  4Qの粗利益率: 30.0%
 4Qの販管費比率: 27.3%
です。

売上は引き続き好調に
推移すると予想しています。
(ただし、連結では、
 成長が鈍化します。)

粗利率も引き続き低水準。
販管費比率は売上増による
相対的な低下が続くとの
予想となっています。

決算発表後にゲオが急落しましたが、
月次好調で期待されていただけに
失望売りを誘ったようですね。
はっしゃんにも予想外でした。

もっとも、これだけDSやWiiが
盛り上がっていてゲーム屋が
儲からないはずがありません。

特にゲオの強みが発揮されるのは、
粗利益率の高い中古比率の高まる
来期以降となるでしょう。

 * * *

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2007年02月13日(火) 23:44

決算予想分析<8907>フージャース2007年3月期

はっしゃんです。

今日は人気銘柄フージャースの
本決算を予想します。

フージャースは首都圏に
格安マンションを展開する
中堅マンションデベロッパーです。

この会社は3月決算ですが、
1月までの月次情報で
決算予想に必要な情報が
揃ってきましたので、
実際に数字を使って
予想してみたいと思います。

では、【はっしゃん】式業績予想シート
を使って決算を予測してみましょう。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
<分析シートの使い方>のページをご覧ください。

予想数字は青色で
記入しています。

フージャースは
月次情報を公開しているので、
1月までの契約戸数は、
ほぼ確定しています。

1月までの契約状況は
 今期分:80.8%
 来期分:21.0%
となっています。

今期の会社計画
に対する実績は
 目標:1654戸
 実績:1337戸(残り317戸)
となっています。

あと2ヶ月ありますが、
過去データや今期の契約状況から
最終ラインを予測すると
 2月:50戸
 3月:10戸
 合計:1397戸(計画比84.5%)
あたりが妥当なところでしょう。

上の数字は、はっしゃんが
ざっくり見積もった数字ですが、
市場コンセンサスと
大きな差はないと思います。

ところで1/25にアパグループの
耐震偽装が表面化したわけですが、
昨年の姉歯事件と違って
影響はほとんどなさそうですね。

さて、売上は計画通りで
 43,500百万円
の予定でしたが、
進捗率が84.5%なので
シンプルに
 36,758百万円(計画比84.5%)
と予想します。

マンション価格については、
販売価格などを調査すれば、
もっと精度を上げられると思いますが、
大変な労力が必要ですから、
とりあえず単純計算で十分でしょう。

次に粗利と販管費から
利益を計算します。
(利益=粗利-販管費です。)

まず粗利ですが、
4Q期間はシンプルに
1Q、3Q水準の26.7%
と予想しています。

通期では25.7%と
前期並の水準にとどまる
数字になっています。

ちなみに3Qまでは
 前期:23.8%
 今期:24.2%(+0.4%)
となっており、
粗利益は強含みですから、
かなり弱気予想です。

次に販管費ですが、
これもシンプルに前期4Qと
同程度の販管費比率7%
と予測します。

金額ベースでは
 前期4Q:1037
 今期4Q:1504
と1.5倍になります。

こちらも、弱気予想で
これ以上に増えるとは、
考えにくい水準です。

以上の売上と粗利、販管費から
利益を計算すると
  経常:5763(計画比:88.7%)
 純利益:3410(計画比:89.7%)
となりました。

経常利益率は
 前期:16.9%
 今期:15.7%(計画:14.9%)
と前期よりは低下しますが、
会社計画より上のラインに
踏みとどまりそうです。

下方修正があるかどうか
微妙なラインですね。

これまでの実績を考えると、
これより下はないかなと思いますが、
あるとすればサプライズを
伴ったものになると思います。

ここから株価がどう動くかは
ちょっと分かりませんが、
業績的には来期以降に
目を向けていく時期だと思います。

 * * *

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2007年02月10日(土) 00:30

決算分析<4680>ラウンドワン2007年3月期(3Q)

はっしゃんです。

今日は2/9に発表された
ラウンドワンの3Q決算を
確認しておきます。

この会社は3月決算なので
12月までが3Q決算になります。

はっしゃん式業績予想シート
を使って決算を確認しておきます。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
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ラウンドワンの月次売上は、
12月までの累計で
 132.9%
分析シートで自動計算した推定売上は、
 46319百万円
でしたが、3Qの売上は、
 46319百万円(予想比100%)
でした。

ラウンドワンは月次情報で、
売上金額を公表しているので、
その気さえあれば、誰でも
調べることが可能です。

会社計画と比較してみると

計画(通期)
  売上:67,200
  経常:18,300
 純利益:10,810

実績(3Qまで)
  売上:46,319 (68.9%)
  経常:10,823 (59.1%)
 純利益: 6,484 (60.0%)

となりました。
4Q勝負のラウンドワンですが、
進捗率はよくありませんね。

冬休みで稼ぎ時の1月月次も
  全店:+28.1%
 既存店: -2.1%
と既存店のマイナスが
2ヶ月連続となりました。

なお、通期予想は
下方修正しています。

 * * *

では、粗利と販管費の
動向をチェックしてみます。

粗利率の推移
 3期前:30.1%
 2期前:24.8%
  前期:27.9%
  今期:28.6%(3Qまで)

販管費比率の推移
 3期前: 2.3%
 2期前: 2.8%
  前期: 2.6%
  今期: 2.2%(3Qまで)

ラウンドワンは経費の大部分を
売上原価で計上している関係で
販管費比率は2%しかありません。

実は今回の3Q決算では
気になる事実が判明しています。

営業利益と経常利益を
並べて見てみましょう。

     営業利益率 経常利益率
 3期前:  27.8%   27.8% (0%)
 2期前:  22.1%   23.5% (+1.4%)
  前期:  25.3%   26.7% (+1.4%)
今期1Q:  21.3%   23.3% (+2.0%)
今期2Q:  34.9%   28.2% (-6.7%)
今期3Q:  22.0%   18.2% (-3.8%)

過去3期は経常利益が
営業利益からプラスでしたが、
今期2Qから2ヶ月連続で
営業利益を下回りました。

前期を四半期別にみても
このようなことは
1回もありませんでした。

なぜ経常利益率が
営業利益率よりも
低くなったのか。

連結対象に組み込んだ
SPCに原因があるようです。

ただ、単体と連結を比較してみると
経常利益は金額ベースで
変わっていませんので、
結果は同じことかもしれません。
(営業利益が嵩上げされているだけ?)

さて、会社計画をみると
来期以降は23%程度の
売上成長を見込んでいます。

前期、今期と比べると
成長率の鈍化は否めませんが、
地方都市を中心に出店数は
拡大するようですね。

既存店はマイナス続きですし、
厳しい状況になってきましたので、
判断が難しいところですね。

株価は下方修正後の数字に対して
PER18倍まで売られていますので、
割安といえるかもしれませんが、
ちょっと不透明ですかね。

ラウンドワンは4Q期間が
売上極大期ですから、あと2ヶ月。
月次推移を見守りたいと思います。

 * * *

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2007年02月07日(水) 23:49

決算分析<7636>ハンズマン2007年6月期(中間)

はっしゃんです。

今日は2/7に発表された
ハンズマンの中間決算を
確認しておきます。

この会社は6月決算なので
12月までが中間決算になります。

はっしゃん式業績予想シート
を使って決算を確認しておきます。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
<分析シートの使い方>のページをご覧ください。

ハンズマンの月次売上は、
12月までの累計で
 115.4%
分析シートで自動計算した推定売上は、
 9325百万円
でしたが、中間売上は、
 9325百万円(予想比100%)
でした。

実はハンズマンは月次情報で、
売上金額を公表しているので、
その気さえあれば、誰でも
調べることが可能なんです。

会社計画と比較してみると

計画(中間まで)
  売上:9,024
  経常: 307
 純利益: 171

実績(中間まで)
  売上:9,325 (103.0%)
  経常: 392 (127.6%)
 純利益: 226 (132.2%)

となり、計画を大きく上回って、
通期予想を上方修正しました。

月次情報から見れば、
予想できた修正だと思います。

 * * *

まず、粗利と販管費の
動向をチェックしてみます。

粗利率の推移
 3期前:28.8%
 2期前:27.6%
  前期:27.8%
  今期:27.5%(中間まで)

販管費比率の推移
 3期前:26.2%
 2期前:24.5%
  前期:27.2%
  今期:25.7%(中間まで)

粗利は前期並みの水準でしたが、
販管費比率が低下したことで、
利益率が改善しました。

経常利益率の推移
 3期前: 5.1%
 2期前: 5.7%
  前期: 3.2%
  今期: 4.2%(中間まで)

ハンズマンは超大型指向の
ホームセンターなんですが、
店舗数が8店舗と少ないうえ、
隔年で新規出店をしているため、
新店を出店した年には
経費が増加して販管費比率が上昇。
新店がない年には、
利益率が向上するという
2年サイクルで動いています。

今期は上方修正がありましたが、
新店がない既存店だけの
回収期間になっていますから、
市場が素直に好感するか
興味深いところです。
(月次で予想できた修正ですし)

さて、ハンズマンが成長を
維持するためには、
来期以降の新規出店が
欠かせないわけですが、
そのためには経費が必要です。

つまり今期の上方修正が、
来期以降の経常利益率に
そのまま結びつく可能性は
どちらかといえば低いといえるでしょう。

株価的には底値圏で調整十分。
PERは12倍程度。
商いが極端に薄い銘柄だけに
荒っぽい値動きになることが
あるかもしれませんね。

 * * *

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2007年02月06日(火) 19:55

決算予想分析<7640>トップカルチャー2007年10月期(1Q)

はっしゃんです。

今日はトップカルチャーの
1Q決算を予想します。

トップカルチャーは、
CCCのフランチャイジーで
蔦屋書店を新潟、長野、関東に
57店舗展開しています。

この会社は10月決算で、
1月までで1Q決算となり、
2月22日に決算発表を
予定しています。

では、【はっしゃん】式業績予想シート
を使って決算を予測してみましょう。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
<分析シートの使い方>のページをご覧ください。

トップカルチャーは
月次情報を公開しているので、
1月までの売上は、
ほぼ確定しています。

1月の売上は
  全店:106.5%
 既存店:102.8%
全店累計:106.7%
となっています。

今期の会社計画は
中間決算まで
 前期比:105.0%
の見通しですから、
1Qまでは会社計画を
1.7%程度上回っています。

既存店も通期計画101%
に対して1Q期間は102.4%
と好調のようです。

トップカルチャーは、
年末年始商戦である1Qが
売上、利益とも最大となる
1Q勝負の会社です。

月次情報からは、今期1Qは
幸先のよいスタートになった
といえるでしょう。

 * * *

次に決算の数字を
予想していきます。

粗利と販管費をもとに
利益を予想します。
(利益=粗利-販管費)

四半期決算の欄には、
決算予想を青文字で
記入しています。

粗利率(四半期データ)
    前期  今期
 1Q:29.0% 30.0%(+1.0%予想)
 2Q:28.2%
 3Q:31.8%
 4Q:31.0%

今期1Qは既存店が好調で
かつ粗利率の高いレンタル商品が
好調に推移しており、
粗利率は前四半期比1%の
プラスと予想しました。

なお、1Qの粗利が
前期3Q、4Qより低いのは、
毎年の傾向です。
1Qは売上が増加する反面で、
粗利率はやや低下します。

次に販管費ですが、
これは1店舗1日あたりの
平均販管費をベースに計算します。

1Q期間は新店オープンが
2店舗あったため、
過去データと比較して
1店あたりの平均販管費を
多めに見積もっています。

平均販管費(四半期データ)
    前期  今期
 1Q:353,375 369,441(予想)
 2Q:365,678
 3Q:351,615
 4Q:361,067

この数字をもとに逆算すると
1Qの販管費比率は25.1%となります。

販管費比率(四半期データ)
    前期  今期
 1Q:24.8% 25.1%(予想+0.3%)
 2Q:26.7%
 3Q:28.3%
 4Q:28.0%

なお、1Qの販管費比率が
前期3Q、4Qより低いのは、
1Q期間の売上が増大するためで、
これも毎年の傾向です。

(平均販管費ベースでは、
 過去最高になっています。)

以上の粗利益および
販管費の推測により
1Qの利益を計算すると
 経常利益:383(前期比123.3%)
  純利益:213(前期比120.3%)
となります。

前年同期比20%増益
という予想結果が出ました。

会社計画と比べると
それほど大きな差は
なさそうです。

ちなみに四季報予想による
中間決算の市場コンセンサスは、
      会社計画 四季報
 経常利益: 696 530
  純利益: 397 330
となっています。

会社計画より、
かなり弱く予想している
ことが分かります。

現在のトップカルチャーの
PERは12.8倍と、
過去3年でもっとも低い水準に
放置されています。

1Q決算で業績好調が
確認できれば、
面白くなると思います。

 * * *

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2007年01月27日(土) 10:02

決算分析<2679>ヴィレッジV2007年5月期(中間)

はっしゃんです。

今日は1/26に発表された
ヴィレッジVの中間決算を
確認しておきます。

この会社は5月決算なので
11月までが中間決算になります。

はっしゃん式業績予想シート
を使って決算を確認しておきます。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
<分析シートの使い方>のページをご覧ください。

ヴィレッジVの月次売上は、
11月までの累計で
 122.4%
分析シートで自動計算した推定売上は、
 9892百万円
でしたが、中間売上は、
 9871百万円(予想比99.8%)
でした。

会社計画と比較してみると

計画(中間まで)
  売上:9,864
  経常: 829
 純利益: 459

実績(中間まで)
  売上:9,871 (100.0%)
  経常: 911 (110.0%)
 純利益: 500 (108.9%)

となっていて、
利益では事前予想を
大きく上回りました。

もっとも、この会社は
弱気予想の会社ですから、
いつものことです。

 * * *

まず、粗利と販管費の
動向をチェックしてみます。

粗利率の推移
 3期前:37.2%
 2期前:39.1%
  前期:38.7%
  今期:38.9%(中間まで)

販管費比率の推移
 3期前:27.6%
 2期前:27.4%
  前期:27.9%
  今期:30.1%(中間まで)

粗利は前期並みの水準でしたが、
販管費比率は上昇していますね。

経常利益率の推移
 3期前: 8.9%
 2期前:11.3%
  前期:10.8%
  今期: 9.2%(3Qまで)

利益は会社計画よりも
よい数字でしたが、
経常利益率は販管費の
増加もあって低下しています。

(利益≒粗利-販管費で
 計算できます。)

販管費比率は3年間
27%台でしたから、
やや気になる傾向です。

では、四半期単位の数字を
比較してみましょう。

粗利益率(四半期比較)
       前期  今期
1Q期間: 37.5%  38.0% (+0.6%)
2Q期間: 38.9%  39.8% (+1.0%)
3Q期間: 38.4% 
4Q期間: 39.8% 

販管費比率(四半期比較)
       前期  今期
1Q期間: 27.7%  28.3% (+0.6%)
2Q期間: 31.0%  31.9% (+0.9%)
3Q期間: 25.2% 
4Q期間: 28.4% 

四半期を比較すると、
粗利と販管費比率が同期して
バランスよく伸びています。

経常利益率(四半期比較)
       前期  今期
1Q期間:  9.7%  9.9% (0.3%)
2Q期間:  7.9%  8.5% (0.6%)
3Q期間: 13.0%  
4Q期間: 11.8%

実は、経常利益率は、
四半期単位では前年より
好調だったんですね。(笑)

理由は売上構成にあります。
前期の四半期別
売上シェアをみると...

売上(四半期比較)
1Q期間:22.2%
2Q期間:22.1%
3Q期間:28.3%
4Q期間:27.3%

上期(6~11月)は、
売上比率が低いため、
販管費比率が高く
なりやすかったんですね。

逆に下期は売上が
増加する傾向にあり、
販管費比率は低下し、
経常利益も大きくなります。

このペースでいくと、
3Q以降で上方修正の
可能性もでてきますね。
会社計画をかなり上回る
好決算が期待できそうです。

このように分析の仕方で、
評価は大きく変わります。

株価の方は前年高値125万円から
半値の63.5万円ですか。
PERは20倍付近ですが、
実態はもっと低いでしょうね。

異常な高値を取ったことで、
あらかじめ予想されたことですが、
ずいぶんと低く評価された
もんですねえ。(笑)

このように、市場評価(株価)と
実際の業績見通しにギャップがある
企業には投資妙味がありますね。

 * * *

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2007年01月25日(木) 23:52

決算分析<3385>薬王堂2007年2月期(3Q)

はっしゃんです。

今日は1/12に発表された
薬王堂の3Q決算を
確認しておきます。

ホームページでは、
本日付で個人投資家説明会資料
も公表されています。

この会社は2月決算なので
11月までが3Q決算になります。

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※薬王堂の前期1Qは
 公表されていませんので、
 中間決算の数字をベースに
 営業日数で按分して計算しています。

薬王堂の月次売上は、
11月までの累計で
 114.3%
分析シートで自動計算した推定売上は、
 22460百万円
でしたが、3Qの売上は、
 22443百万円
でした。

会社計画と比較してみると

計画(期末まで)
  売上:30,310
  経常: 933
 純利益: 496

実績(3Qまで)
  売上:22,443 (74.0%)
  経常: 796 (85.3%)
 純利益: 458 (92.3%)

となっていて、
純利益ベースでは
下方修正後の目標に対して
進捗率90%超になりました。

 * * *

薬王堂の今期は下方修正を伴う
増収減益ですが、
昨日紹介したハードオフとは、
また異なるタイプなので
勉強になると思います。

減益の理由は、
販管費比率の上昇です。
粗利と販管費の
推移を見てみます。

粗利率の推移
 3期前:23.1%
 2期前:23.1%
  前期:23.5%
  今期:23.5%(3Qまで)

販管費比率の推移
 3期前:19.1%
 2期前:19.1%
  前期:19.7%
  今期:20.3%(3Qまで)

前期、今期と続けて
販管費比率が上昇しました。

経常利益率の推移
 3期前:4.4%
 2期前:4.4%
  前期:4.4%
  今期:3.5%(3Qまで)

前期は販管費比率の上昇を
粗利益の確保でカバーしましたが、
今期は販管費比率がさらに上昇して、
利益率を低下させています。

(利益=粗利-販管費で
 計算できます。)

四半期単位の数字を
比較してみましょう。

販管費比率(四半期比較)
       前期  今期
1Q期間: 19.0%  20.1% (+1.1%)
2Q期間: 19.0%  19.3% (+0.3%)
3Q期間: 20.3%  21.5% (+1.1%)
4Q期間: 20.4% 

経常利益率(四半期比較)
       前期  今期
1Q期間: 5.1%  3.2%(-1.9%)
2Q期間: 5.1%  4.1%(-1.0%)
3Q期間: 3.7%  3.3%(-0.4%)
4Q期間: 3.6%

実際には、四半期単位で
販管費比率が20%を超えた
前期3Qから経常利益率が、
悪化していることが分かります。

四半期決算分析すれば、
今期の低迷は予想できていた
というわけですね。

 * * *

では、なぜ販管費比率が
上昇したかというと
薬王堂の場合は売上低迷が
最大の要因になっています。

平均日販の数字を
見てみましょう。

平均日販(四半期比較)
       前期    今期
1Q期間: 1,109,350  1,007,669(90.8%)
2Q期間: 1,109,346  1,103,458(99.5%)
3Q期間: 1,075,510  1,007,562(93.7%)
4Q期間: 1,007,796

前期と比較しても
日販が落ち込んでいるのが、
分かると思います。

次に平均販管費を
計算してみましょう。

平均販管費(四半期比較)
       前期    今期
1Q期間: 210,718  202,680( 96.2%)
2Q期間: 210,718  212,844(101.0%)
3Q期間: 218,524  216,238( 99.0%)
4Q期間: 205,509

販管費比率でみると、
販管費は上昇している
ように見えましたが、
1店1日あたりの平均は、
前期並みかむしろ小幅の低下
となっています。

つまり、薬王堂の場合は、
経費は圧縮できているものの、
売上が伸び悩んだために、
結果として販管費比率が
上昇してしまったという
ケースになります。

実際のところ薬王堂は、
中間決算で売上を
大幅に下方修正しました。

売上の下方修正
  期初:32,934
 中間後:30,310

売上低迷の要因としては、
コエンザイムQ10や
花粉関連商品の低迷などを
上げていますね。

はっしゃん的には、
会社計画の誤り。
特に新店の売上見通しが
強気すぎたと思います。

九九プラスのような
出店倒れパターンもありますからね。
ここからどうやって売上を
立て直していくのか。

来期以降の見所ですね。

 * * *

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2007年01月24日(水) 23:58

決算分析<2674>ハードオフ2007年3月期(3Q)

はっしゃんです。

今日は1/24に発表された
ハードオフの3Q決算を
確認しておきます。

この会社は3月決算なので
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ハードオフの月次売上は、
12月までの累計で
 103.7%
分析シートで自動計算した推定売上は、
 6016百万円
でしたが、3Qの売上は、
 6014百万円
と、発表されました。
ニアピン賞ですね。(笑)

会社計画と比較してみると

計画(期末まで)
  売上:7,970
  経常:1,080
 純利益: 595

実績(3Qまで)
  売上:6,014 (75.5%)
  経常: 887 (82.1%)
 純利益: 507 (85.2%)

となっていて
下方修正後の目標に対して
利益進捗は80%を超えてきました。

これで再下方修正などの
過度の悲観論は後退しそうですね。

 * * *

ただし、内容はよくありません。

ハードオフの場合、
粗利が安定しているものの、
販管費比率の増加によって
経常利益率の低下が
継続しています。

粗利率の推移
 3期前:67.8%
 2期前:69.3%
  前期:68.7%
  今期:69.5%(3Qまで)

販管費比率の推移
 3期前:47.6%
 2期前:51.0%
  前期:52.9%
  今期:55.3%(3Qまで)

3Qは売上が稼げる期間なので、
販管費比率は
 2Qまで:56.3%
 3Qまで:55.3%(-1.0%)
と、2Qよりは低下しましたが、
前期と比べるとよくありません。

(販管費≒固定費なので、
 売上が稼げる期間は、
 低下して当たり前です。)

四半期単位の数字を
比較してみると、
傾向がよく分かります。

販管費比率(四半期比較)
       前期  今期
1Q期間: 51.2%  54.6% (+3.4%)
2Q期間: 55.2%  58.1% (+2.9%)
3Q期間: 49.3%  53.4% (+4.2%)
4Q期間: 56.3% 

3Qの販管費比率は
前期より大幅に上昇しました。

経常利益率(四半期比較)
       前期  今期
1Q期間: 18.8% 15.4%(-3.4%)
2Q期間: 13.0% 11.2%(-1.8%)
3Q期間: 21.4% 17.4%(-4.1%)
4Q期間: 10.9%

3Qの経常利益率は、
販管費比率の上昇分だけ
悪化している形ですね。

この数字では4Qは、
あまり期待できそうも
ありませんね。

PERは17倍台ですね。
回復が見込めれば割安ですが、
分析結果を見る限り、
低収益化が今期で止まる
見通しではありません。

 * * *

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2007年01月16日(火) 20:30

決算分析<3046>JIN2007年8月期(1Q)

はっしゃんです。

今日は1/12に発表された
JINの1Q決算を
確認しておきます。

この会社は8月決算なので
11月で1Q決算になります。

はっしゃん式業績予想シート
を使って決算を確認しておきます。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
<分析シートの使い方>のページをご覧ください。

JINの月次売上は好調で、
会社計画を上回って
推移していますが、
決算内容は期待外れでした。

会社計画と比較してみると

計画(中間期まで)
  売上:2,250
  経常: 350
 純利益: 195

実績(1Qまで)
  売上:1,078 (47.9%)
  経常: 102 (29.1%)
 純利益: 50 (25.6%)

となっていて、
売上にもサプライズはなく、
利益は上期計画に対して
20%台の進捗しかありません。

 * * *

利益が低下している
要因は販管費の増加です。

JINの販管費比率を
3期前からみてみると

     販管費
 3期前: 43.3%
 2期前: 43.7%
前期中間: 46.8%
前期3Q: 49.2%
前期4Q: 51.5%
今期1Q: 57.0%

となっていて、
次第に増加していますが、
1Q期間は57%となり、
前期中間決算の数字より
10%以上も上昇しています。

これが原因で経常利益率は
大きく低下しました。

     経常利益率
 3期前: 12.9%
 2期前: 19.8%
前期中間: 18.3%
前期3Q: 17.1%
前期4Q: 15.1%
今期1Q: 9.5% ←利益率低下

上昇要因としては、
新規出店コストが
考えられますが、
販管費=固定費ですから、
注意が必要です。

このあたりの状況は
平均日販で1店あたりの
数字を計算すれば、
分析しやすいのですが、
上場前の詳細なデータが
入手できないので、
計算できません。

精度が低いことを承知のうえで
12月までの月次状況に
1Qの販管費を当てはめると
中間決算は次のようになります。

中間決算の単純予想
  売上:2,650(計画2,250)
  経常: 262(計画 350)
 純利益: 131(計画 195)

まさかとは思いますが、
上場2期目から投資家を
裏切る新興企業は
たくさん見てきましたからね。(笑)

少なくとも、この数字では
中間決算を見るまでは、
強気にはなれない
のではないかと思います。

1Q決算発表後、
JINの株価は急落し、
PERは25倍程度まで
低下してきました。

リスクを織り込んでいる
健全な下落ですね。

板が薄い銘柄だけに、
今後も不安定な値動きが
予想されると思います。

はっしゃん的には、
大きく売られるようだと
買いチャンスだと
考えています。

 * * *

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2007年01月13日(土) 00:25

決算分析<3349>コスモス薬品2007年5月期(中間)

はっしゃんです。

今日は1/10に発表された
コスモス薬品の中間決算を
確認しておきます。

この会社は5月決算なので
6~11月までが中間決算になります。

はっしゃん式業績予想シート
を使って決算を確認しておきます。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
<分析シートの使い方>のページをご覧ください。

計画からは、
やや未達という感じですが、
前期と比べると内容が
良くないですね。

粗利益と販管費を
みてみると。。。

前期(中間期)
 粗利益:11,190 (22.2%)
 販管費: 9,461 (18.7%)
営業利益: 1,728 ( 3.4%)

今期(中間期)
 粗利益:13,596 (22.2%)
 販管費:11,971 (19.6%)
営業利益: 1,624 ( 2.7%)

粗利益率は、前期と
ほとんど変わりませんが、
販管費が18.7%→19.6%と
大幅に増加していることで、
利益率が低下しています。

 * * *

コスモス薬品の
粗利益率と販管費比率を
3期前からみてみると

     粗利益 販管費
 3期前: 21.9%  19.1%
 2期前: 22.5%  19.7%
前期1Q: 21.6%  17.8%
前期2Q: 22.2%  19.7%
前期3Q: 22.1%  19.1%
前期4Q: 22.2%  19.1%
今期1Q: 22.3%  18.9%(前期1Q比+1.1%)
今期2Q: 22.1%  20.3%(前期2Q比+0.6%)

となっていて、
粗利益は22%付近で
安定していますが、
販管費が今期から
上昇しています。

営業日から1店あたりの
平均販管費を計算すると
その傾向がさらに分かります。

   前期   今期
1Q:305,613 325,387
2Q:314,663 329,848
3Q:310,823 
4Q:319,459 

1店舗あたり15,000~20,000円の
経費アップになっていますね。

 * * *

では、この数字をもとに
下期の予想を検証します。

コスモス薬品の通期予想は
据え置きでした。

  売上:127,500
経常利益: 4,670
 純利益: 2,410

この数字から上期の実績を
引いた数字が下期の目標です。

  売上:66,335
経常利益: 2,696(利益率4.1%)
 純利益: 1,368

となります。
達成には経常利益率4.1%
が必要になります。

粗利は安定して
22%前後ですから、
販管費を18%台前半に
抑えないと達成できない
難しい数字になりますね。

また、コスモス薬品は、
食料品比率が高く、
これらの売上が伸びる
夏期(1Q)に販管費比率が低下し、
下期は増加する傾向にあるんですね。

はっしゃん予想では、
過去データからみて
「目標達成不可能」
という結論になります。

ドラッグストア関連は、
薬学部の6年制移行により、
薬剤師調達コストが一時的に
上昇することも指摘されていますね。

株価は中間決算発表後から
急落していますが、
どうなりますかね。

 * * *

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2007年01月10日(水) 23:11

決算分析<9843>ニトリ2007年2月期(3Q)

はっしゃんです。

先日、3期比較分析で
決算予想をしたニトリが
3Q決算を発表していますので
確認しておきます。

3期比較分析<9843>ニトリ

この会社は2月決算なので
9~11月分が3Q決算になります。

はっしゃん式業績予想シート
を使って決算を確認しておきます。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
<分析シートの使い方>のページをご覧ください。

シート下の四半期決算の
青い数字がはっしゃん予想。
黒い数字が決算結果です。

・売上
3Q決算:138484
はっしゃん予想:138509
的中率:99.98%

・売上原価
3Q決算:69714
はっしゃん予想:69947
的中率:99.67%

・販管費
3Q決算:68769
はっしゃん予想:68562
的中率:99.70%

・営業利益
3Q決算:16279
はっしゃん予想:16062
的中率:98.67%

証券会社が買い推奨していることで、
今日は派手な動きになりましたが、
予想通りの内容だったと思います。

 * * *

さて、はっしゃんがニトリの
決算予想について書いたのは、
2006年11月26日。

ニトリの3Q決算発表は昨日。
2007年1月9日です。

2ヶ月以上前に
98~99%の精度で
3Q決算を予測できていた
ことになります。(笑)

はっしゃんの分析は、
適当な予想ではなく、(笑)
過去データに基づく
科学的な定量分析です

どうして、このようなことが
可能なのかというと、
ニトリが月次情報を
公表している会社だからです。

データを集めて計算すれば、
誰でも同じことはできると思います。

はっしゃん式分析シートは、
決算予想を目的に
必要な情報をピックアップして
作った分析シートです。

逆をいえば、分析シートに
採用していない情報は不要です。(笑)

情報は取捨選択が重要ですから、
優先度が低い情報は、
捨てるようにしています。

 * * *

未来を正確に予測することは
絶対に不可能ですが、
既に発表された過去データから
計算して予測することは、
それほど難しくありません。

ニトリの3Q決算予想に
必要なデータは11月下旬には、
公表されていたわけです。

もちろん、いつも予想が
的中するわけでもなく、
外れの場合もありますけど、
それは確率論の話です。

まあ、決算予想が正確に
できたからといって
相場で勝てるわけでは
ありませんけどね。

でも、決算分析をしないで
やっている人よりも
ちょっぴり有利なことは、
確かだと思います。(笑)

 * * *

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2006年11月20日(月) 22:02

決算予想分析<7640>トップカルチャー2006年10月期

はっしゃんです。

今日はトップカルチャーの
決算予想をしてみます。

トップカルチャーは、
CCCのフランチャイジーで
蔦屋書店を新潟、長野、関東に
55店舗展開しています。

はっしゃんの持株
でもあります。(笑)

この会社は10月決算で、
12月8日に決算発表を
予定しています。

では、【はっしゃん】式業績予想シート
を使って決算を予測してみましょう。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
<分析シートの使い方>のページをご覧ください。

トップカルチャーは
月次情報を公開しているので、
10月までの売上は、
ほぼ確定しています。

10月の売上は
  全店:108.4%
 既存店: 96.9%
全店累計:115.7%
となっています。

目標の117.2%は
未達に終わりましたが、
15%成長を達成しました。

ただし、今期の数字は、
・2期前の特損による原価率の低下
・M&A取得店舗による売上増
が大きく貢献しており、
2期前の不振に対する
緊急措置的な色合いが
濃くなっています。

はっしゃんとしても、
このような危機回避能力や
株主価値を守る姿勢は
評価していますけど、
15%成長にもかかわらず、
PERが15倍前後で
低迷しているのは、
今期の数字をそのままで
評価されていないと
いうことでしょう。

そういう意味で
決算発表での今期の
出店戦略や数値目標が
焦点となってきます。

 * * *

四半期決算の欄には、
決算予想を青文字で
記入しています。

四半期別では、
粗利率を3Q並と
予想しました。

粗利率
 1Q:29.0%
 2Q:28.2%
 3Q:31.8%
 4Q:31.7% (予想)

4Qも3Qに続いて
レンタル商品が
好調に推移しており、
IRからも粗利率重視の施策が
アナウンスされています。

次に販管費ですが、
4Q期間は新店オープンが
なかったため、
1店あたりの平均販管費で
3Qよりやや減と
予想しています。

平均販管費
 1Q:353,375
 2Q:365,678
 3Q:351,615
 4Q:350,791 (予想)

以上の粗利益および
販管費の分析により、
4Qの利益を計算すると
 経常利益:256
  純利益:121
となります。

この数字を3Qまでの
実績に加算すると
本決算の数字になります。
 経常利益:1000 (計画1030)
  純利益: 570 (計画 586)
となりました。

会社予想と比べて
大きな差はなさそうですね。

 * * *

問題の今期ですが、
 1)出店計画
 2)M&A取得計画
が焦点になってきます。

今期も15%成長を
実現しようとすると
8~10店舗程度の出店が
必要になってくるわけですが、
やや減速ということに
落ち着きそうですかね。

サプライズがあれば、
面白いのですけど。

 * * *

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2006年09月26日(火) 22:05

決算分析<2792>ハニーズ2007年5月期(1Q)

はっしゃんです。

先日、月次情報分析で
取り上げたハニーズが
好決算を発表していますので
確認しておきます。

この会社は5月決算なので
8月で1Q決算になります。

【はっしゃん】式業績予想シートを使って
1Q決算を確認しておきます。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
<分析シートの使い方>のページをご覧ください。

シート下の四半期決算の
青い数字がはっしゃん予想。
黒い数字が決算結果です。

月次情報分析でどの程度
1Q決算を予想・分析できて
いたでしょうか。

・売上
1Q決算数字:12231
はっしゃん予想:12237
的中率:99.95%

ハニーズは全店売上を
月次で公表しているので
的中率99%は当たり前です。(笑)

・経常利益
1Q決算:1853(利益率15.2%)
はっしゃん予想:1771(利益率14.5%)
誤差:0.7%

月次情報分析では
平均日販の増額と
それに伴う販管費比率の
低下から経常利益率の
上昇を予測していました。
(前期は13%)

結果は、予想より
さらに良かったです。
販管費はほぼ予想通りですが、
粗利が予想以上に
いい数字を出しています。

客単価の上昇が
貢献しているようですが、
今後もこの傾向が続くと
さらなる高収益化も
考えられますね。

・純利益
1Q決算:1040(利益率8.5%)
はっしゃん予想:885(利益率7.2%)
誤差:1.3%

純利益も予想以上に
いい数字になっています。
1000の大台に乗るとは
思いませんでした。(笑)

 * * *

なかなか好決算の
ハニーズでしたが、
上方修正はありませんでした。

会社計画(中間)は
以下の通り。

経常:4000
純利益:2200

商戦期になる2Qでの
積み上げを考えると
中間期で上方修正の可能性が
高まったといえるでしょう。

9月以降の月次情報が
楽しみですね。

 * * *

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2006年09月23日(土) 09:30

決算予想分析<2668>タビオ8月

はっしゃんです。

今日はタビオの
月次情報を分析してみます。

靴下屋を全国展開
している会社です。

少し前までダンという
社名だったのですが、
変更したようですね。

この会社は2月決算なので
8月で中間決算になります。

先日、中間期の
上方修正が
発表されました。
通期修正にも含みを
持たせていますね。

中間決算の発表は
10月中旬が
予定されいます。

それでは、【はっしゃん】式業績予想シート
を使って月次情報から
決算を予測してみましょう。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
<分析シートの使い方>のページをご覧ください。

シート中ほどの月次情報の計算で
8月の月次で発表された数値を
黄色にマークしています。

8月の売上は
 全社:+22.0%
 既存店:+20.1%
となっています。

前期11月以降、
ずっと好調を
持続しています。

今年の夏が「暑い夏」
ではなかったことも
プラス要因ですね。

言うまでもなく
靴下というのは、
夏には売れません。(笑)

特に暑い夏になると
素足の人が増えますから、
かなり影響があります。

ペディキュアや
サンダルなどの
ファッショントレンドにも
影響を受けるでしょう。

逆に、冬は寒い方が
業績に貢献します。

前期の数字から
期間特性を
確認しておきます。

前期の四半期別の
売上シェアです。
 1Q:23.8%
 2Q:17.1%
 3Q:26.1%
 4Q:33.0%

半期では、
上期40.9%、下期59.1%と
下期に偏っています。
特に6~8月の2Qが
低い数字になっています。

前期の四半期単位の
経常利益率です。
 1Q:7.8%
 2Q:-13.8%
 3Q:9.1%
 4Q:10.6%

前期の2Q期間は
赤字でした。
もっとも靴下屋ですから
上半期が赤字でも
気にする必要は
全くありません。

 * * *

では、これらの特徴を
理解したうえで、
中間決算を予想します。

シート下の青い数字が
中間決算の予想数字です。

すでに上方修正で
売上、経常、純利益の
修正数字が発表されて
いますので予想に
なりませんが、(笑)
今期は上半期が
黒転しています。

粗利率や販管費は
前期の期間特性から
推測して計算してみると
自然な数字になります。

平均日販の
前期から今期の
動向です。
 前1Q:97,334  今1Q:115,127
 前2Q:69,461  今2Q:86,755
 前3Q:108,226  今3Q:
 前4Q:139,852  今4Q:
前期より確実に
売上が増加しています。

中間期の
修正予想です。

売上:4579(修正前4281)
経常:190 (修正前-22)
純利益:76 (修正前-42)

会社計画(通期)は
以下の通りです。

売上:10264
経常:595
純利益:303

通期も強気でいいと
思いますが、
靴下商戦の本番は
9月以降なので
これからの月次次第です。

特に前期、厳冬が
業績の追い風となった
11月以降の月次が
ポイントでしょう。

 * * *

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2006年09月22日(金) 00:04

決算予想分析<2792>ハニーズ8月

はっしゃんです。

今日はハニーズの
月次情報を分析してみます。

レディース衣料で
急成長している会社です。

この会社は5月決算なので
8月で1Q決算になります。

9月下旬に1Q決算の
発表が予定されいます。

それでは、【はっしゃん】式業績予想シート
を使って月次情報から
1Q決算を予測してみましょう。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
<分析シートの使い方>のページをご覧ください。

なお、今日からシートのデザインが
少し変わっています。

シート中ほどの月次情報の計算で
8月の月次で発表された数値を
黄色にマークしています。

8月の売上は
 全社:136.9%
 既存店:102.0%
となっています。

相変わらず、
絶好調ですね。(笑)

ここまでの進捗率は
通期計画に対して22%程度
となっていますが順調です。

さて、カジュアル衣料が
中心のハニーズですが、
5月決算ということもあり、
売上は2Qと4Qに
偏る傾向があります。

去年も1Q期間の売上は
全体の21%にすぎません。

前期の四半期単位の
売上シェアです。
 1Q:21.0%
 2Q:25.2%
 3Q:22.8%
 4Q:31.1%

6~8月の1Q期間は、
夏物のセール期間に当たり、
日販も低く粗利も悪い
時期となっています。

前期の四半期単位の
粗利率です。
 1Q:55.9%
 2Q:58.7%
 3Q:57.0%
 4Q:58.3%

前期の1店1日あたりの
販管費です。
 1Q:97,320
 2Q:105,176
 3Q:97,370
 4Q:104,527

1Qや3Qでは販管費を
抑えていることが分かります。

 * * *

では、これらの特徴を
理解したうえで、
1Q決算を予想します。

シート下の青い数字が
1Q決算の予想数字です。

1Q期間の粗利率は
期間特性から
前期と同程度とみて
56%と予想します。

販管費は1店あたりの
平均販管費が前期1Qと
同程度になるように
計算しています。

それでも平均日販が
去年より3.5%も
増加しているため、
利益率がアップしています。

前期経常利益率:13.0%
今期経常利益率:14.5%

あたりになるでしょうか。

1Qの利益予想です。

経常:1771
純利益:885

会社計画(中間)は
以下の通りです。

経常:4000
純利益:2200

ちょっと物足りない
ように見えますが、
十分な数字でしょう。

2Qの9~11月は
秋冬物シーズンですからね。

1Q決算は参考程度に
9月以降の月次情報に
注目しておきましょう。

 * * *

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2006年09月19日(火) 19:47

上方修正分析<7610>テイツー2007年2月期(中間)

はっしゃんです。

先日、月次情報分析で
取り上げたテイツーから
上方修正が出ていますので
確認しておきます。

この会社は2月決算なので
8月で中間決算になります。

今回の修正は
 中間期の売上、利益予想
および
 通期の売上予想
に関する上方修正です。

【はっしゃん】式業績予想シートを使って
上方修正の内容と決算見通しについて
確認しておきます。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
<分析シートの使い方>のページをご覧ください。

シート下の四半期決算の
2Q累計に中間予想として
修正発表された数値を
黄色にマークしています。

中間予想は
 売上:19750 (修正前17030)
 経常:270 (修正前130)
 純利益:50 (修正前45)
となっています。

経常利益は2倍以上に
増額となっていますが、
特別損失のために
純利益は、ほぼ変わらず。

通期については、
売上は上方修正したものの、
利益は据え置いています。

理由は
・新店の伸び悩み
・アイカフェの出店遅延
などとなっています。

もちろん、通期については、
9月以降の月次数字をみて
これから判断していくわけですが。

 * * *

それでは、月次情報分析で
どの程度まで中間決算を
予想・分析できていたか
復習してみましょう。

・売上
修正前の会社予想:17030
修正後の会社予想:19575
はっしゃん予想:19750(的中率99.1%)

テイツーは全店売上を
公開していませんから、
1Q実績+月次情報の動向から
計算した結果ですが
99%の的中率になりました。

・経常
修正前の会社予想:130
修正後の会社予想:270
はっしゃん予想:180~294(見事的中!)

今回のテイツーは
粗利が急変していたため、
上限値、下限値の
2つの予想をしていましたが、
上限値に近い修正が出てきました。

とりあえず的中!
とさせてください。(笑)

・純利益
修正前の会社予想:45
修正後の会社予想:50
はっしゃん予想:81~141(はずれ残念!)

純利益は特別損失のため、
ほぼ変わらずとなりました。
残念ながら、はっしゃんの
強気予想は外れています。

まあ、特別損失は月次情報からは
予測できないので、どうでもいいです。

はっしゃんは、
できることは確実にやる。
でも、できないことは、
するだけ時間の無駄なので
無視するというスタンスです。

 * * *

さて、お遊びの
数字当てゲームは
このへんにしておいて、(笑)
業績分析において
よく見なければならないのは
利益の数字ではなく、
その構成要素である
粗利と販管費の傾向です。

2Q期間は
経常利益の回復から
粗利率は若干、
持ち直していることが
予想されますが、
詳しくは中間決算を
待つ必要があります。

決算発表が楽しみですね。

 * * *

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2006年09月15日(金) 00:03

決算予想分析<3364>ナルミヤインター8月

はっしゃんです。

今日はナルミヤインターを
分析してみます。

この会社は1月決算なので
7月で中間決算になります。

実は昨日、下方修正と
中間決算が発表されています。

さて、株価は過去ではなく
将来を見ているわけです。

少し気が早いですけど、(笑)
【はっしゃん】式業績予想シートを使って
決算数字と月次情報から
3Q決算を予測してみましょうか。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
<分析シートの使い方>のページをご覧ください。

シート中ほどの月次情報の計算で
8月の月次で発表された数値を
黄色にマークしています。

8月の売上は
 全社:89.1%
 既存店:88.0%
となっています。

相変わらず、
全然ダメですね。(笑)

去年の既存店が
 76.7%
今年の既存店が
 88.0%
ということは。。。

頂点だった2年前
と比べると
 67.5%
に既存店売上が
落ちています。

かつてのユニクロのような
一過性のブームでしたから
仕方がないでしょうけど。

ナルミヤの今期で
気になるのは
粗利率の低下です。

前年度から粗利を
4半期単位でみると
 前1Q:60.1% 今1Q:57.4%
 前2Q:54.4% 今2Q:53.7%
 前3Q:56.2%
 前4Q:55.3%
と、1Q、2Qとも
前年度同期より
低下していること
が分かります。

おそらく3Qも
同じ傾向になる
と思われます。

 * * *

では、これらの特徴を
理解したうえで、
3Q決算を予想します。

シート下の青い数字が
3Qの予想数字です。

3Q期間の粗利率は
期間特性から
2Qよりやや回復
するものの
前年同期より低下して
55.5%程度と予想します。

販管費は1店あたりの
平均販管費が2Qと
同程度になるように
計算しています。

粗利が上の水準になる
ことが条件ですが、
なんとか3Q期間の
黒字は確保できそうです。

3Qまでの利益予想です。

経常:-144
純利益:-133

会社計画(通期)は
以下の通りです。

経常:229
純利益:30

大丈夫でしょうか?(笑)

実は、ナルミヤインターは
4Q期間で大きな
利益を上げるタイプなので
まだ挽回は可能です。

それでも、通期の黒字化は
微妙かなあ。(笑)

 * * *

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2006年09月14日(木) 00:03

決算予想分析<7610>テイツー8月

はっしゃんです。

今日はテイツーを分析してみます。

この会社は2月決算なので
8月で中間決算になります。

決算発表は10月中旬に
予定されています。

それでは、月次情報から
【はっしゃん】式業績予想シートを使って
決算を予想してみます。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
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シート中ほどの月次情報の計算で
8月の月次で発表された数値を
黄色にマークしています。

8月の売上は
 全社:+8.4(直営のみ)
 既存店:+4.3(古本市場)
となっています。

普通の会社なら好調
といえますが、
テイツーは7月まで
2桁の伸びを記録していたので
やや失速気味ですね。

ちなみに原因は前年同月の
ヒット商品の反動で、
8月は同業のゲオも低迷しています。

さて、テイツーの決算予想ですが、
なかなか難しいものがあります。

ニンテンドーDSのヒットが貢献して
売上が大幅増にあるものの
粗利が急低下しているためです。

テイツーの過去3期の粗利は
 04年:28.2%
 05年:26.6%
 06年:26.3%
となっています。

これを前年度から
4半期単位でみると
 前1Q:28.9%
 前2Q:27.2%
 前3Q:29.0%
 前4Q:22.1%
 今1Q:23.3%
と前4Qから粗利率が
低下しています。

粗利が回復するのか?
低迷が続くのかが
予想のポイントです。

 * * *

では、これらの特徴を
理解したうえで、
中間決算を予想していきます。

今回は回復シナリオと
低迷シナリオの
2つの予想を用意しました。

念のために言っておくと、
決算分析は会社の方向性、
将来性を読むためのものであり、
数字当てゲームではありません。(笑)

予想シート下の左列、
赤い数字が回復シナリオ。
右列の青い数字が
低迷シナリオです。

回復シナリオでは
 今1Q:23.3%
 今2Q:24.7%
に粗利が回復する
と見込んでいます。

低迷シナリオでは
 今1Q:23.3%
 今2Q:23.5%
と不振が続きます。

また、販管費は1Qから
やや増加程度と予想しています。

予想利益ですが、
回復シナリオは

経常:294
純利益:141
EPS:278

低迷シナリオでは

経常:180
純利益:81
EPS:160

会社計画(中間期)は
以下の通りです。

経常:130
純利益:45
EPS:89

テイツーの事業コアは
リサイクルですから、
粗利の低いDSも
2次マーケットの規模が
拡大すれば利益に
貢献すると予想します。

この2Qで方向性が
見えるかもしれません。

 * * *

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2006年09月10日(日) 09:10

決算予想分析<7545>西松屋チェーン8月

はっしゃんです。

今日は西松屋チェーンを
分析してみます。

ベビー・マタニティ関連の
専門店としておなじみです。

この会社は2月決算なので
8月で中間決算になります。

決算発表は10月始めに
予定されています。

それでは、月次情報から
【はっしゃん】式業績予想シートを使って
決算を予想してみます。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
<分析シートの使い方>のページをご覧ください。

シート中ほどの月次情報の計算で
8月の月次で発表された数値を
黄色にマークしています。

8月の売上は
 全社:112.9
 既存店:102.0
となっていて順調です。

西松屋が主力としている
子供服やマタニティ衣料は
主に生活必需品中心の品揃えなので
天候やトレンドに左右されにくい
安定した業績推移になっています。

それでも季節商品である
衣料品が主力であることから
四半期期間によって
利益構造が変化しています。

西松屋の場合は
春夏物、秋冬物が
動きやすい1Qと3Qに
売上げが増加する
傾向にあります。

この期間は粗利率が高くなり、
かつ販管費比率も低下して
稼ぎ時となっています。

逆に2Qと4Qは
売上も低めで
粗利率も低くなり、
販管費比率が上昇する
傾向になっています。

また、上期と下期では
下期に売上、利益が
偏る傾向があります。

 * * *

では、これらの特徴を
理解したうえで、
本決算を予想していきます。

シート下の青い数字が
本決算の予想数字です。

2Q期間の粗利率は
1Qよりやや低下して
34.5%程度と予想します。

2Qは1Qの粗利から
どの程度の低下にとどまるかが
業績予想のポイントです。
もう少し低下する
可能性もあります。

次に販管費ですが、
2Qの店舗数増加は6店と
抑えられていることから
1Qからやや増加と予想します。

最後に予想利益ですが、
はっしゃんの計算では
会社計画よりよい数字
となっています。

経常:5000
純利益:2850
EPS:41.2

会社計画(中間期)は
以下の通りです。

経常:4602
純利益:2605
EPS:37.6

西松屋チェーンは
大量出店による成長から
粗利率の改善による
利益成長に変化しています。

2Qの粗利がどうなるか
注目ですね。

 * * *

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2006年09月09日(土) 11:05

決算予想分析<7445>ライトオン8月

はっしゃんです。

今日は小売業投資セミナーで
何回か取り上げた
ライトオンを分析してみます。

この会社は8月決算なので
8月で本決算になります。

決算発表は9月30日頃に
予定されています。

それでは、月次情報から
【はっしゃん】式業績予想シートを使って
決算を予想してみます。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
<分析シートの使い方>のページをご覧ください。

シート中ほどの月次情報の計算で
8月の月次で発表された数値を
黄色にマークしています。

8月の売上は
 全社:121.5
 既存店:104.6
となっていて、
天候の回復などもあり、
いい数字が出てきました。

6~7月は全国的な長梅雨や
日照不足による低温の影響で
苦戦が続いていただけに
とりあえず、ひと安心
という感じでしょうか。

さて、この業界は
夏と冬2回のボーナス商戦の
影響で四半期期間の
利益構造が変化します。

ライトオンの場合は
ボーナス商戦のない
1Qと3Qは
売上が少なめですが
粗利率は高くなる傾向が
みられます。

逆に2Qと4Qは
売上は多くなりますが、
粗利率が低くなり、
販管費も上昇します。

 * * *

では、これらの特徴を
理解したうえで、
本決算を予想していきます。

シート下の青い数字が
本決算の予想数字です。

今期の粗利率は
 1Q:49.3
 2Q:46.1
 3Q:48.4
 4Q:46.5(予想)
4Q期間は2Q並で
予想しています。

この数字で
通年の粗利は
 03年:43.5%
 04年:45.4%
 05年:46.9%
 06年:48.3%(予想)
と、会社計画通り、
収益が強化されています。

販管費については
4Q期間は3Q並に
高水準を予想します。

販管費比率を
時系列にみると
 03年:33.7%
 04年:34.5%
 05年:35.8%
 06年:38.2%(予想)
となっていて
増加傾向が続いている
ことがわかります。

特に今期は新システムへの
移行負担などもあり、
粗利率の上昇が
販管費の増加によって
帳消しになっています。

最後に予想利益ですが、
ほぼ会社計画通りの
数字が見込まれそうです。

経常:9743
純利益:5728
EPS:194.0

会社計画は以下の通り。
(6月に下方修正済み)

経常:9760
純利益:5770
EPS:195.5

来期以降の見通しは
決算発表時の出店計画で
確認することになります。

今期は新システム
導入時のトラブルや
天候不順などもあり、
ライトオン経営陣としては
不本意な結果だったと思います。

平均日販や経常利益率の
四半期推移を見ると
3Q~4Qの低迷が
数字に出てきています。

来期の巻き返しに
期待したいところです。

 * * *

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2006年09月07日(木) 19:09

決算予想分析<2685>ポイント8月

はっしゃんです。

今日は小売業投資セミナーの
演習問題でも取り上げた
ポイントを分析してみます。

この会社は2月決算なので
8月で中間決算になります。

早速、月次情報から
【はっしゃん】式業績予想シートを使って
決算を予想してみます。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
<分析シートの使い方>のページをご覧ください。

シート中ほどの月次情報の計算で
8月の月次で発表された数値を
黄色にマークしています。

8月の売上は
 全社:115.0
 既存店:100.2
となっていて、
ポイントにしては
イマイチな数字ですね。

既存店の前年同月が100%割れ
だったことや8月の気象条件を考えると
もう少し高い数字かなと予想していました。

さて、この業界(アパレル系)は
夏と冬2回のボーナス商戦の
影響で四半期期間の
利益構造が変化します。

ポイントの場合は
ボーナス商戦のない
1Qと3Qは
売上が少なめですが
粗利率は高くなる傾向が
みられます。

逆に2Qと4Qは
売上は多くなりますが、
粗利率が低くなり、
販管費も上昇します。

このような業界や銘柄の
クセを知っておくと
業績の分析精度も
上がると思います。

 * * *

では、これらの特徴を
理解したうえで、
中間決算を予想していきます。

シート下の青い数字が
中間決算の予想数字です。

1Q期間の粗利(売上総利益)は
65%と高い数字でしたが、
2Q期間は前年同期の
実績などを考慮して58%程度に
低下すると予想します。

販管費は1店あたりの
経費は上昇しますが、
売上の拡大がカバーして
販管費比率は同程度になる
と予想しています。

今中間期の利益水準は
やや弱気に予想しています。

経常:5218
純利益:2896
EPS:112.1

あたりになりますね。
ちなみに中間までの
会社計画は

経常:4650
純利益:2600
EPS:100.6

となっています。

もっとも、万年弱気予想の
ポイントですから
計画を上回っていても
好調とはいえません。(笑)

中間期は今のところ
配当の増額がリリースされていますが、
通期修正はでていません。
恒例の上方修正はあるでしょうか。

 * * *

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2006年09月06日(水) 23:15

決算予想分析<7640>トップカルチャー8月

はっしゃんです。

トップカルチャーの8月月次が
発表されています。

この会社は10月決算なので
8月が第4四半期1回目の
月次情報になります。

早速ですが、月次情報から
【はっしゃん】式業績予想シートを使って
決算を予想してみます。

分析シートについて詳しく知りたい方は、
<分析シートの使い方>のページをご覧ください。

シート中ほどの月次情報の計算で
今回発表の数値を黄色にマークしました。
売上的には
 全社:115.9
 既存店:100.1
と好調というほどではありませんが、
8月も引き続き内容がいいですね。

また、シートには記載していませんが、
発表資料から商品別売上をみると
 書籍:101
 新作CD/DVD:104
 レンタル:110
 文具:90
となっていて、
高収益のレンタルが
好調を維持しています。

逆に文具などは不調ですが、
定性情報として
粗利重視で商品構成を
変更していることが
補足されています。

これは3Q期間の月次情報と
粗利の傾向と同じですから
説得力があると思われます。

 * * *

それでは決算を予想してみます。

まだ2ヶ月残っているので
精度はあまり高くないですが、
粗利と販管費の傾向がつかめているので
着地点はそう変わらないと仮定しています。

今回は4Q期間の粗利率を3Q期間程度。
また、新店オープンがないので
販管費は1店あたり3Q期間より微増で
利益を計算してみました。

純利益:624
EPS:50.4

あたりになりますね。
ちなみに会社計画では

純利益:586
EPS:47.0

となっています。
内容的には強含みと見ていい
のではないかと思います。
(ただし、上方修正するほどではない。)

あるいは、上記の会社数字には
期末にM&A費用を計上することを
織り込んでいるのかもしれません。

いずれにせよ、月次情報から
今後の展開が楽しみになってきた
といえると思います。

 * * *

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