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はっしゃんのスロートレード研究所 > 時系列決算分析
2007年06月26日(火) 19:50

時系列決算分析<3391>ツルハHD

はっしゃんです。

今日はツルハHDの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価、理論株価を
時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

ツルハHDはドラッグストアを
北海道・東北地方を中心に
展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
 理論株価:PLとBSから算出
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成しています。


■成長率グラフ

下段・左上の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

ツルハHDの場合は、
今期売上予想が4期前の70%増。
経常利益も70%の増加。

ただし、増資を実施していますので、
EPSの増加は50%に
とどまっています。

株価は前期より下げていますが、
4期前の60%程度の水準にあります。


■利益率グラフ

下段・左下の利益率グラフは
・粗利益と粗利率
・販管費と販管費比率
・経常利益と経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

ツルハHDの場合は、
粗利、販管費比率とも変動が少なく、
経常利益率5%前後で
安定しています。


■1株BSグラフ

下段・中央上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
・理論PBR
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

ツルハHDの場合は、
1株資産、1株資本とも
右肩上がりで増加しています。

自己資本比率は、
50%前後から65%超まで
上昇しています。

PBRは理論PBRと
おおむね同期しています。


■収益効率グラフ

下段・中央下の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
・理論PER
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。
(ただし理論PERは純利益で計算)

ツルハHDの場合は、
増資を積極的に
実施したこともあり、
ROA、ROEが低下
傾向にありましたが、
今期は上昇見通しです。

PERは2期前に
高い数字でしたが、
現在は理論PER付近に
落ち着いています。


■理論株価グラフ

下段・右上の理論株価グラフは
・資産価値
・事業価値
・理論株価
・株価
の変化を表しています。

なお、理論株価は、
 理論株価=資産価値+事業価値
の計算式で算出しています。

ツルハHDの場合は、
ゆるやかな上昇傾向ですが、
今期予想が強気なこともあり、
理論株価が大きく上昇しています。


■1株CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・1株営業CF
・1株投資CF
・1株財務CF
・1株FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

ツルハHDの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:+
となっていて、
積極投資型です。

2期前、前期と投資CFが
営業CFを上回り、
FCFはマイナスと
なっています。


■まとめ

ツルハHDは、
このところは不人気でしたが、
昨日は一時ストップ高まで
買われるなど人気化してきました。

現在はPBR、株価とも
理論値を下回っており、
見直しが進みそうですね。


 * * *

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2007年06月25日(月) 18:36

時系列決算分析<9603>HIS

はっしゃんです。

今日はHISの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価、理論株価を
時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

HISは格安航空券の専門店を
全国に展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
 理論株価:PLとBSから算出
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成しています。


■成長率グラフ

下段・左上の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

HISの場合は、
今期売上予想が4期前の72%増。
経常利益は4期前比で数倍に
増加しています。

4期前はNYテロ(2001.9.11)や
2002~2003年にかけて流行した
SARSの影響で低迷していましたが、
その後は右肩上がりを続けています。


■利益率グラフ

下段・左下の利益率グラフは
・粗利益と粗利率
・販管費と販管費比率
・経常利益と経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

HISの場合は、
粗利益が15%前後という
典型的な薄利多売型ですが、
経常利益率は今期予想で
2.5%程度となっています。


■1株BSグラフ

下段・中央上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
・理論PBR
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

HISの場合は、
1株資産、1株資本とも
右肩上がりで増加しています。

自己資本比率は、
50%前後で横ばい傾向です。

PBRは2期前に
固定資産売却益を計上したことで
異常値となっていますが、
PBRは2期前以外は、
理論PBRから一定プレミアムを
持って評価されています。


■収益効率グラフ

下段・中央下の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
・理論PER
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。
(ただし理論PERは純利益で計算)

HISの場合は、
業績が低迷していた
4期前を例外とすると、
ROA、ROEともに
ゆるやかに上昇傾向です。

PERも4期前が異常値ですが、
3期前以降は理論PER比で
2倍程度のプレミアム評価です。


■理論株価グラフ

下段・右上の理論株価グラフは
・資産価値
・事業価値
・理論株価
・株価
の変化を表しています。

なお、理論株価は、
 理論株価=資産価値+事業価値
の計算式で算出しています。

HISの場合は、
資産価値、事業価値とも
右肩上がりで上昇傾向です。

2期前に固定資産売却益を
計上している関係で
異常値を取っていますが、
それ以外は理論株価に一定の
プレミアムで評価されています。


■1株CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・1株営業CF
・1株投資CF
・1株財務CF
・1株FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

HISの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:-
となっていて、
優良企業型です。

成長路線を維持しながら、
投資CFは営業CFの
半分程度に抑えており、
FCFは大幅プラスです。


■まとめ

HISは、
海外旅行の取り扱い高が
順調に拡大していることから
プレミアム評価されています。

事業内容が海外旅行中心のため、
テロや疫病のリスクが大きい業態
であることは変わりありません。

どちらかというと
平時ではなく有事に
安く買いたい銘柄です。


 * * *

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2007年06月23日(土) 00:56

時系列決算分析<2695>くらコーポ

はっしゃんです。

今日はくらコーポの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価、理論株価を
時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

くらコーポは回転寿司店を
全国に展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
 理論株価:PLとBSから算出
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成しています。


■成長率グラフ

下段・左上の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

くらコーポの場合は、
今期売上予想が4期前の200%、
経常利益も約200%と
右肩上がりの成長になっています。

ただし、成長ペースは
鈍化傾向にあります。

株価は2期前にピークをつけた後、
大きく下落しましたが、
4期前の2倍以上の水準にあります。


■利益率グラフ

下段・左下の利益率グラフは
・粗利益と粗利率
・販管費と販管費比率
・経常利益と経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

くらコーポの場合は、
経常利益率6%前後で
安定推移しています。


■1株BSグラフ

下段・中央上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
・理論PBR
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

くらコーポの場合は、
1株資産、1株資本とも
右肩上がりで増加しています。

自己資本比率も60%台で
増加傾向と安定的水準です。

PBRは2期前のピークが
異常値となっていますが、
それ以外は理論PBRと
ほぼ同期しています。


■収益効率グラフ

下段・中央下の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
・理論PER
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。
(ただし理論PERは純利益で計算)

くらコーポの場合は、
ROA、ROEともに
ゆるやかな上昇傾向です。

PERは2期前が異常値で
株価バブルが発生していますが、
それ以外は、理論PERに
近い数字になっています。


■理論株価グラフ

下段・右上の理論株価グラフは
・資産価値
・事業価値
・理論株価
・株価
の変化を表しています。

なお、理論株価は、
 理論株価=資産価値+事業価値
の計算式で算出しています。

くらコーポの場合は、
資産価値、事業価値とも
上昇傾向ですが、
特に事業価値の上昇が
大きくなっています。

株価はPBR,PER同様に
2期前にバブル的に上昇した以外は、
ほぼ理論株価通りに推移しています。


■1株CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・1株営業CF
・1株投資CF
・1株財務CF
・1株FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

くらコーポの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:+
となっていて、
積極投資型です。

営業CFとほぼ同額の
投資を続けており、
FCFはトントンです。


■まとめ

くらコーポは、
前期から成長率が鈍化傾向ですが、
経常利益率のブレが少なく
業績的には安定しています。

株価は成長鈍化もあり、
ピークから低下しましたが、
理論株価は維持しています。

中間決算ではわずかながら
計画を上方修正してきました。

月次情報も発表しているので、
現在の株価水準であれば、
手がけやすい銘柄であると言えます。

 * * *

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2007年06月22日(金) 23:31

時系列決算分析<7640>トップカルチャー

はっしゃんです。

今日はトップカルチャーの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価、理論株価を
時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

トップカルチャーは新潟、長野を中心に
蔦屋書店を展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
 理論株価:PLとBSから算出
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成しています。


■成長率グラフ

下段・左上の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

トップカルチャーの場合は、
今期売上予想が4期前の50%増、
経常利益も約80%増と
右肩上がりの成長になっています。

ただし、2期前、3期前に
増資をしていることから
EPSの増加率は4期前の
40%増にとどまっています。

株価は3期~2期前に
ピークをつけた後、
やや下落していますが、
4期前より50%ほど高い水準で
推移しています。


■利益率グラフ

下段・左下の利益率グラフは
・粗利益と粗利率
・販管費と販管費比率
・経常利益と経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

トップカルチャーの場合は、
2期前に利益ゼロになった以外は
経常利益率3%台で推移しています。

今期は経常利益率4%台
の強気予想です。


■1株BSグラフ

下段・中央上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
・理論PBR
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

トップカルチャーの場合は、
1株資本が右肩上がりで
増加していますが、
1株資産は増資などもあり、
減っている年もあります。

自己資本比率は増資後は
40%台で推移しています。

PBRは2期前をピークに
低下傾向にありますが、
レンジは0.9倍~1.5倍と
それほど大きくありません。

理論PBRと比較すると、
現在は4期前と同様に
割安な水準にあります。


■収益効率グラフ

下段・中央下の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
・理論PER
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。
(ただし理論PERは純利益で計算)

トップカルチャーの場合は、
2期前の異常値を除いて
ROAは上昇傾向。
ROEは横ばいです。

PERは2期前の異常値で
グラフからは分かりにくいですが、
PBR同様に比較的変動が
少ないタイプです。


■理論株価グラフ

下段・右上の理論株価グラフは
・資産価値
・事業価値
・理論株価
・株価
の変化を表しています。

なお、理論株価は、
 理論株価=資産価値+事業価値
の計算式で算出しています。

トップカルチャーの場合は、
資産価値、事業価値とも
ゆるやかな上昇傾向です。

株価は理論株価と
全く逆に動いていて、
珍しいケースです。

(ただし変動幅が少ないので
 誤差の範囲とも言えます。)

現在は過去データから見れば、
割安圏にあるといえます。


■1株CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・1株営業CF
・1株投資CF
・1株財務CF
・1株FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

トップカルチャーの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:+
となっていて、
積極投資型です。

営業CF以上の投資を
続けていることから、
FCFは大幅マイナスです。

ただし、今期の中間決算までは、
FCFプラスとなっています。


■まとめ

トップカルチャーは安定成長型ですが、
株価と理論株価が逆転しており、
非常に珍しいタイプです。

市況環境が良い時期に業績が悪化し、
小売など内需が売られている時期に
業績を伸ばしていることが原因でしょうか。

現在は割安圏にありますので、
比較的リスクの少ない
投資対象ではないかと思います。

 * * *

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2007年06月18日(月) 21:25

時系列決算分析<8218>コメリ

はっしゃんです。

今日はコメリの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価、理論株価を
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 PL:損益計算書
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自動計算して生成しています。


■成長率グラフ

下段・左上の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

コメリの場合は、
今期売上予想が4期前の30%増、
経常利益も約30%増と
右肩上がりの緩やかな
安定成長になっています。

株価は2期前にピークをつけた後、
下落していますが、
4期前より少し高い水準で推移しています。


■利益率グラフ

下段・左下の利益率グラフは
・粗利益と粗利率
・販管費と販管費比率
・経常利益と経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

コメリの場合は、
経常利益率6%台で安定した
利益率を維持しています。

企業規模が大きいこともあり、
安定感がありますね。


■1株BSグラフ

下段・中央上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
・理論PBR
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

コメリの場合は、
少しずつですが、
1株資産と1株資本が
右肩上がりで増加しています。

自己資本比率も40%台で
少しずつ上昇傾向です。

PBRは2期前を例外とすれば、
2倍前後で推移しています。
理論PBRは1.5倍程度ですが、
ホームセンター業界で上場企業トップ
というプレミアムが乗った形です。


■収益効率グラフ

下段・中央下の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
・理論PER
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。
(ただし理論PERは純利益で計算)

コメリの場合は、
ROAとROEともに
ほとんど横ばいです。

企業規模が大きく
数字に変化が少ないタイプは、
経営的に安定していて、
ビジネスモデルが確立している
といえるでしょう。

PERは20~30倍の推移。
理論PER15倍に対して
プレミアム付きで評価されています。


■理論株価グラフ

下段・右上の理論株価グラフは
・資産価値
・事業価値
・理論株価
・株価
の変化を表しています。

なお、理論株価は、
 理論株価=資産価値+事業価値
の計算式で算出しています。

コメリの場合は、
それほど目立ちませんが、
毎年、資産価値、事業価値を
増加させており、
理論株価は上昇しています。

株価のプレミアムは、
市況によって変化しますが、
現在は理論株価に接近しており、
過去データから見れば、
割安圏にあるといえます。


■1株CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・1株営業CF
・1株投資CF
・1株財務CF
・1株FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

コメリの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:0
となっていて、
積極投資型です。

営業CFと同額の大型投資を
続けていることが分かります。

こういうタイプの企業が
成長(投資)にブレーキをかけると、
収益効率の上昇が期待できますが、
市場は持続的な成長を期待しますから、
なかなか難しいですね。


■まとめ

コメリはホームセンターでは、
巨艦店型のカインズやコーナンに対し、
小商圏型の小型店舗をドミナント展開し、
全国に強力な地盤を持っています。

企業規模も大きく、
経営数字も非常に安定的です。

また、月次情報も公開していますので、
業績チェックをすることで、
リスク管理のしやすい
優良な投資先になると思います。

 * * *

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2007年06月18日(月) 20:22

時系列決算分析<2674>ハードオフ

はっしゃんです。

今日はハードオフの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価、理論株価を
時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

ハードオフは家電や生活雑貨、
衣料品などのリサイクル店を
全国に展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
 理論株価:PLとBSから算出
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成しています。


■成長率グラフ

下段・左上の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

ハードオフの場合は、
今期売上予想が4期前の30%増、
経常利益は同10減と
売上増加に利益がついてこない状況
となっています。

株価は4期前の50%程度と
大幅に下げた水準で推移しています。


■利益率グラフ

下段・左下の利益率グラフは
・粗利益と粗利率
・販管費と販管費比率
・経常利益と経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

ハードオフの場合は、
リサイクル業態のため、
粗利益率が非常に高いことが特徴ですが、
販管費比率が毎年上昇しており、
経常利益率は低下を続けています。


■1株BSグラフ

下段・中央上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
・理論PBR
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

ハードオフの場合は、
1株資産と1株資本が
右肩上がりで増加しています。

自己資本比率は89%と
財務リスクをほとんど取らない
経営をしています。

PBRは経常減益となった
2期前から急落しています。
現在は、理論PBRより
割安な状態になっています。


■収益効率グラフ

下段・中央下の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
・理論PER
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。
(ただし理論PERは純利益で計算)

ハードオフの場合は、
経常減益の影響もあり、
ROAとROEが低下してます。

これはビジネスモデルの収益効率が
悪化していることを示し、
事業価値の低下に直結します。

PERも低下傾向で、
現在は理論PERを
下回っています。


■理論株価グラフ

下段・右上の理論株価グラフは
・資産価値
・事業価値
・理論株価
・株価
の変化を表しています。

なお、理論株価は、
 理論株価=資産価値+事業価値
の計算式で算出しています。

ハードオフの場合は、
収益効率の悪化した2期前から
事業価値が大幅減少しているのが
分かると思いますが、
実際の株価は理論株価より
さらに大きく低下しました。


■1株CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・1株営業CF
・1株投資CF
・1株財務CF
・1株FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

ハードオフの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:+
となっていて、
積極投資型です。

このところ営業CFに匹敵する
投資を実施していますが、
それほど効果は出ていません。


■まとめ

ハードオフは収益性が低下し、
成長の踊り場にあります。

国内事業の投資一巡感から
店舗ブランドのマルチ展開や
韓国進出など新規投資を実施しましたが、
成果なく失敗に終わりました。

その後、現在までの株価低迷は、
市場を納得させる成長戦略を
打ち出せていないことを意味します。

かつての収益力を回復するだけでも
再評価の余地がある優良企業ですが、
建て直しは簡単ではなさそうです。

 * * *

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2007年06月14日(木) 23:38

時系列決算分析<7564>ワークマン

はっしゃんです。

今日はワークマンの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価、理論株価を
時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

ワークマンは作業服の専門店を
全国に展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
 理論株価:PLとBSから算出
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成しています。


■成長率グラフ

下段・左上の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

ワークマンの場合は、
今期売上予想が4期前の21%増
経常利益は同70%増と
右肩上がりですが、
急成長というよりも、
緩やかな安定成長になっています。

株価は4期前の約2倍の
水準で推移しています。


■利益率グラフ

下段・左下の利益率グラフは
・粗利益と粗利率
・販管費と販管費比率
・経常利益と経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

ワークマンの場合は、
販管費比率を低下させることで、
経常利益率を継続的に
上昇させています。


■1株BSグラフ

下段・中央上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
・理論PBR
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

ワークマンの場合は、
1株資産と1株資本が
右肩上がりで増加しています。

自己資本比率も70%超の
安定的な水準です。

PBRは2期前、前期と
ほぼ理論PBRと連動していましたが、
今期は低下しており、
割安な状態になっています。


■収益効率グラフ

下段・中央下の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
・理論PER
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。
(ただし理論PERは純利益で計算)

ワークマンの場合は、
ROAとROEが右肩上がりで
ROAは9%台と
収益力も高い水準にあります。

PERは2期前、前期と
理論PERを上回っていましたが、
現在は理論PERを下回る
水準に下落しています。


■理論株価グラフ

下段・右上の理論株価グラフは
・資産価値
・事業価値
・理論株価
・株価
の変化を表しています。

なお、理論株価は、
 理論株価=資産価値+事業価値
の計算式で算出しています。

ワークマンの場合は、
資産価値と事業価値が
バランスよく増加していく
右肩上がりのトレンドです。

株価も連動して上昇していますが、
現在は理論株価から下落した
状態になっています。


■1株CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・1株営業CF
・1株投資CF
・1株財務CF
・1株FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

ワークマンの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:-
となっていて、
優良企業型です。

FCFは常時プラスですが、
投資CFのマイナスは小幅で、
大きな投資をしていない
ことが分かります。

現金残は2期前から増加していますが、
キャッシュリッチ状態になっています。


■まとめ

ワークマンは収益性も高く、
緩やかな上昇トレンドにありますが、
新規投資を抑制しており、
やや成長性の魅力に欠けています。

財務レバレッジをかけず、
堅実経営を貫いていますが、
ウサギとカメの童話を
思い出してみてください。

急成長しつつ失速していく
企業もたくさんありますが、
このように堅実経営をしている
企業もまたあります。

月次情報から業績予想が可能で、
株価もそれほど評価されていないため、
安定志向でリスクを取りたくない
人向けの銘柄であるといえます。

 * * *

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2007年06月14日(木) 19:56

時系列決算分析<7606>Uアローズ

はっしゃんです。

今日はUアローズの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価、理論株価を
時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

Uアローズはカジュアル衣料の
セレクトショップを全国に
展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
 理論株価:PLとBSから算出
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成しています。


■成長率グラフ

下段・左上の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

Uアローズの場合は、
今期売上予想が4期前の2倍弱、
経常利益は同1.6倍と
右肩上がりで成長しています。

株価は2期前がピークで
現在は2期前の半分程度の
水準で推移しています。


■利益率グラフ

下段・左下の利益率グラフは
・粗利益と粗利率
・販管費と販管費比率
・経常利益と経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

Uアローズの場合は、
前期に販管費比率が上昇し、
経常利益率が低下しました。
今期も利益率の見通しは、
慎重予想になっています。


■1株BSグラフ

下段・中央上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
・理論PBR
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

Uアローズの場合は、
2期前に自社株消却により、
1株資本が減少しています。

この資本施策により、
経常利益以上に
EPSの伸びが大きく
なっています。

ただし、自己資本比率は
自社株の消却に
借入金を調達したため、
68%から40%台に低下しています。

PBRでは2期前に
理論PBRと乖離した異常値を
示しているのが目立ちます。


■収益効率グラフ

下段・中央下の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
・理論PER
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。
(ただし理論PERは純利益で計算)

Uアローズの場合は、
ROA10%超の高収益企業ですが、
自社株消却で2期前には、
ROEも大きく上昇しました。

ただし、その後は利益率が
低下したことでROA、ROEとも
減少しています。

(今期予想は、資産増加を
 織り込んでいないため
 現時点では増加見通しです。)

PERは2期前は高評価でしたが、
現在は理論PERを下回る
水準になっています。


■理論株価グラフ

下段・右上の理論株価グラフは
・資産価値
・事業価値
・理論株価
・株価
の変化を表しています。

なお、理論株価は、
 理論株価=資産価値+事業価値
の計算式で算出しています。

Uアローズの場合は、
今期は経常利益率は低下しますが、
固定資産の売却で
最終利益率は増加しています。

このため理論株価は上昇していますが、
このようなケースでは、
経常利益の方を採用し、
現在の株価の方を妥当と
みるべきでしょう。


■1株CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・1株営業CF
・1株投資CF
・1株財務CF
・1株FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

Uアローズの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:-
となっていて、
優良企業型です。

ただし、前期は営業CFが減少し、
投資CFが急増していますので、
FCFが赤字化しています。
ちょっと気になる局面ですね。


■まとめ

UアローズはPERは低下していますが、
経常利益率が低下傾向であること。
FCFが赤字化していること、
ROAが低下していること、
固定資産の売却に動いていること
など、気になる点が見られます。

株価はピークから下落していますが、
投資タイミングとしては微妙な段階であり、
新規投資が業績に貢献するのを
確認してからでも遅くないと思われます。

 * * *

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2007年06月13日(水) 21:10

時系列決算分析<4680>ラウンドワン

はっしゃんです。

今日はラウンドワンの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価、理論株価を
時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

ラウンドワンはボーリングと
アミューズメントの複合施設を
全国に展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
 理論株価:PLとBSから算出
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成しています。


■成長率グラフ

下段・左上の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

ラウンドワンの場合は、
今期売上予想が4期前の2.5倍、
経常利益は同2倍と
右肩上がりで成長しています。

株価は2期前がピークで
現在は4期前と同程度の
水準で推移しています。


■利益率グラフ

下段・左下の利益率グラフは
・粗利益と粗利率
・販管費と販管費比率
・経常利益と経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

ラウンドワンの場合は、
経常利益率20%以上と
高収益が特徴ですが、
2期前を頂点に利益率は
低下傾向にあります。


■1株BSグラフ

下段・中央上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
・理論PBR
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

ラウンドワンの場合は、
SPCの連結化により、
前期から1株資産が急増しています。

(今期分はデータがないため
 前期の数字を使用しています。)

自己資本比率は70%超の水準から、
37%まで低下しました。

PBRは理論PBRと
同期して上下しているのが
分かると思います。


■収益効率グラフ

下段・中央下の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
・理論PER
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。
(ただし理論PERは純利益で計算)

ラウンドワンの場合は、
前期に総資産が増えたことで
収益効率を示すROAが低下しています。

(今期予想は、資産増加を
 織り込んでいないため
 現時点では増加見通しです。)

PERは2期前は高評価でしたが、
現在は理論PERと
ほぼ同じ水準になっています。


■理論株価グラフ

下段・右上の理論株価グラフは
・資産価値
・事業価値
・理論株価
・株価
の変化を表しています。

なお、理論株価は、
 理論株価=資産価値+事業価値
の計算式で算出しています。

ラウンドワンの場合は、
株価と理論株価が
ほぼ連動しています。

理論株価との連動性が高い
ということは、今後の株価も
業績次第だといえます。


■1株CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・1株営業CF
・1株投資CF
・1株財務CF
・1株FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

ラウンドワンの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:+
となっていて、
積極投資型です。

前期の投資金額が
極端に大きいのは、
SPCの連結化による
影響だと思われます。


■まとめ

ラウンドワンはPER12倍台と
業績好調時と比べると
かなり割安な水準ですが、
月次も低調で業績的には
強気になりにくい銘柄です。

ただ、ラウンドワンの場合は、
月次計画が売上金額レベルまで
詳細に公表されていますから
業績に基づく投資対象としては、
手がけやすい銘柄です。

月次も一方向にふれやすい銘柄ですので、
反転をつかめれば面白いかもしれません。


 * * *

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2007年06月12日(火) 22:59

時系列決算分析<2681>ゲオ

はっしゃんです。

今日はゲオの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価、理論株価を
時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

ゲオは新品・中古ゲームや
DVDレンタルの専門店を
全国に展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
 理論株価:PLとBSから算出
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成しています。


■成長率グラフ

下段・左上の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

ゲオの場合は、
今期売上予想が4期前の2倍、
経常利益は2.3倍と
右肩上がりで成長しています。

一方の株価は4期前と
同程度の水準で推移しています。


■利益率グラフ

下段・左下の利益率グラフは
・粗利益と粗利率
・販管費と販管費比率
・経常利益と経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

ゲオの場合は、
新品ゲームの比率が
増加傾向にあり、
粗利益率は低下傾向ですが、
販管費を抑えて、
経常利益率を3%の
水準を維持しています。
(今期は4%予想)


■1株BSグラフ

下段・中央上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
・理論PBR
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

ゲオの場合は、
2期前までは
1株資産、1株資本とも
拡大していましたが、
前期は横ばいになっています。

(今期分はデータがないため
 前期の数字を使用しています。)

自己資本比率は上場後は
かつては20%程度でしたが、
現在は30%を超える水準まで
回復しています。

PBRはピーク時からは
低下しましたが、
現在も理論値の2倍以上と
プレミアムを維持しています。


■収益効率グラフ

下段・中央下の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
・理論PER
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。
(ただし理論PERは純利益で計算)

ゲオの場合は、
4期前から前期にかけて
自己資本比率が上昇したことで
ROEは低下傾向です。
(今期予想は、資産増加を
 織り込んでいないため
 現時点では増加見通しです。)

PERも高評価が続いていますが、
やや低下傾向にあります。


■理論株価グラフ

下段・右上の理論株価グラフは
・資産価値
・事業価値
・理論株価
・株価
の変化を表しています。

なお、理論株価は、
 理論株価=資産価値+事業価値
の計算式で算出しています。

ゲオの場合は、
理論株価は2期前がピークで
その後は横ばいです。

実際の株価もプレミアムを
維持していますが、
理論株価に連動して
上下していることが
分かると思います。


■1株CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・1株営業CF
・1株投資CF
・1株財務CF
・1株FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

ゲオの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:+
となっていて、
積極投資型です。

投資には積極的で
高レバレッジ経営を
貫いています。


■まとめ

同業のCCCが
大きく売られる中で
ゲオは株価を維持しており、
現在の時価総額では、
業界トップがゲオ
2位がCCCと
順位が逆転しています。

ゲオの強みはリサイクル分野に
圧倒的な強みを持っていること。

DSやWiiのハード、ソフトが
家庭に普及し2次市場の
規模が拡大してくると、
ゲオには追い風となるでしょう。

株価は割安ではありませんが、
期待が持てる銘柄であると言えます。

 * * *

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2007年06月12日(火) 21:12

時系列決算分析<3313>ブックオフ

はっしゃんです。

今日はブックオフの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価、理論株価を
時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

ブックオフは中古書籍の専門店を
全国に展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
 理論株価:PLとBSから算出
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成しています。


■成長率グラフ

下段・左上の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

ブックオフの場合は、
今期売上予想が4期前の1.5倍、
経常利益は2倍超と
右肩上がりで成長しています。

株価はピークだった2期前の
半値まで下げています。


■利益率グラフ

下段・左下の利益率グラフは
・粗利益と粗利率
・販管費と販管費比率
・経常利益と経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

ブックオフの場合は、
顧客から直接仕入れる
中古書籍が中心のため、
同業他社と比べて粗利が
非常に高いのが特徴です。

販管費比率を低下させることで
経常利益率も上昇しており、
理想的な形になっています。


■1株BSグラフ

下段・中央上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
・理論PBR
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

ブックオフの場合は、
4期前から右肩上がりで
資産と資本が増加しています。
(今期分はデータがないため
 前期の数字を使用しています。)

自己資本比率は上場後は
40%前後で安定しています。

PBRはピーク時は6倍と
高評価でしたが、前期から急低下し
現在は2.5倍です。


■収益効率グラフ

下段・中央下の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
・理論PER
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。
(ただし理論PERは純利益で計算)

ブックオフの場合は、
店舗の急拡大が失敗し、
ROAが少しずつ拡大し、
ROEはやや減少しています。
(今期は増加見通し)

PERも人気時には30倍超まで
評価されていましたが、
現在は理論PER以下の
水準まで低下しています。


■理論株価グラフ

下段・右上の理論株価グラフは
・資産価値
・事業価値
・理論株価
・株価
の変化を表しています。

なお、理論株価は、
 理論株価=資産価値+事業価値
の計算式で算出しています。

ブックオフの場合は、
3期前、2期前には、
理論株価の2倍以上まで
株価が評価されていました。

その後、業績が拡大し、
理論株価は上昇していますが、
株価は逆に低下しており、
理論株価以下の割安な
水準にあります。


■1株CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・1株営業CF
・1株投資CF
・1株財務CF
・1株FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

ブックオフの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:0
となっていて、
優良企業型です。

ただし、前期は営業CFを
上回る投資をしています。


■まとめ

ブックオフは業績と比較して
かなり割安な水準にありますが、
週刊誌の疑惑報道をきっかけに
一部の店舗で月次目標を達成するために、
不正な取引をしていたことが発覚し
株価も急落しました。

会社ぐるみのスキャンダルに
発展する可能性もありますので、
リスクはありますが、
財務指標や株価の推移を見ると
割安で買いチャンスにある
と言えると思います。

投資家としてリスクテイクすべきか
判断が必要な銘柄です。
自分で判断できない人は手出し無用です。(笑)

 * * *

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2007年06月11日(月) 21:50

時系列決算分析<3338>九九プラス

はっしゃんです。

今日は九九プラスの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価、理論株価を
時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

九九プラスは99円の生鮮コンビニを
全国に展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
 理論株価:PLとBSから算出
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成しています。


■成長率グラフ

下段・左上の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

九九プラスの場合は、
今期売上予想が4期前の3倍、
経常利益も約2倍と
大きく成長していますが、
経常利益はピーク時の
60%程度にあります。

株価はピークだった3期前の
数分の1倍まで下げています。


■利益率グラフ

下段・左下の利益率グラフは
・粗利益と粗利率
・販管費と販管費比率
・経常利益と経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

九九プラスの場合は、
薄利多売のビジネスモデルで
経常利益率が非常に少ないことに
特徴があります。

今期予想も前期比で
少し回復する程度で
収益効率は低い見通しです。


■1株BSグラフ

下段・中央上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
・理論PBR
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

九九プラスの場合は、
4期前から2期前までは、
右肩上がりで資産と資本が
増えていましたが、
成長が止まった前期から
横ばいに転じています。

自己資本比率はローソンへの
第三者割当増資もあり、
29.2%から34.7%に回復しました。

PBRはピーク時の20倍から
1.4倍まで低下しています。

かつてはセブンイレブン以来の
流通革命と呼ばれ生鮮コンビニは
社会現象にもなりましたが、
PBR変化はブーム後を物語っています。


■収益効率グラフ

下段・中央下の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
・理論PER
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。
(ただし理論PERは純利益で計算)

九九プラスの場合は、
店舗の急拡大が失敗し、
業績が急速に悪化。
ROA、ROEともに
急低下しています。

PERもかつては、
100倍超でしたが、
現在は理論PERに近い
水準まで低下しました。


■理論株価グラフ

下段・右上の理論株価グラフは
・資産価値
・事業価値
・理論株価
・株価
の変化を表しています。

なお、理論株価は、
 理論株価=資産価値+事業価値
の計算式で算出しています。

九九プラスの場合は、
成長プレミアムが高く評価され、
株価が理論株価の7倍まで
評価されていましたが、
現在は理論株価に近い水準まで
下落しています。
(まだ少し割高ですが。)


■1株CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・1株営業CF
・1株投資CF
・1株財務CF
・1株FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

九九プラスの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:+
となっていて、
積極投資型です。(笑)

絶好調だった3期前の
営業CFの高さや、
大型投資を実施した
2期前の投資CFの大きさ
投資失敗の結果、増資による
前期の資金調達(財務CF)
がよく分かります。


■まとめ

今日はストップ高になった
九九プラスですが、
株価水準は割安ではありません。

ただし、4月、5月と
月次業績が回復しつつあり、
5月の既存店が100%を
回復してきましたので、
人気化していると思われます。

会社計画の売上は
前年比103%なので
月次が好調に推移すれば、
上方修正余地も
出てくるかもしれませんね。

 * * *

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2007年06月10日(日) 22:31

時系列決算分析<8907>フージャース

はっしゃんです。

今日はフージャースの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価、理論株価を
時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

フージャースは埼玉・千葉を中心に
分譲マンションを展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
 理論株価:PLとBSから算出
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成しています。


■成長率グラフ

下段・左の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

フージャースの場合は、
今期売上予想が4期前の3.8倍、
経常利益も約3.8倍と
(EPSでは約3倍)
大きく成長していますが、
利益成長は前期、今期予想と
鈍化傾向にあります。

株価は4期前の1.5倍程度ですが、
ピークだった2期前の半値程度の
水準にあります。


■1株BSグラフ

下段・中央上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
・理論PBR
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

フージャースの場合は、
前期から借入金による
土地取得を積極化し、
1株資産が急増しています。

自己資本比率は3期前の
39.3%から23.7%まで低下しました。

PBRは、ほぼ理論PBRに
連動して推移していましたが、
現在は割安な位置にあります。


■収益効率グラフ

下段・中央下の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
・理論PER
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。

フージャースの場合は、
2期前までROAが増加傾向でしたが、
前期に総資産が大幅に増えたことで、
ROAが低下に転じました。
今期予想も前期並みです。

PERはかつては、
成長プレミアムもあって、
理論PER(12~15倍)より
高く評価されていましたが、
現在は逆に理論PER以下の
低い評価に甘んじています。


■理論株価グラフ

下段・右上の理論株価グラフは
・資産価値
・事業価値
・理論株価
・株価
の変化を表しています。

なお、理論株価は、
 理論株価=資産価値+事業価値
の計算式で算出しています。

フージャースの場合は、
事業価値のピークが2期前で
前期、今期の理論株価も
2期前より縮小しています。

株価は4期前から前期まで
ほぼ理論株価に連動して
推移していましたが、
現在は理論株価よりも
かなり割安な位置まで
売られています。

(ちなみに理論株価は
 119,751円です。)

それだけ今は市場の信頼を
失っている状態ですが、
経験則から言えば、
結果を残せば再評価される
余地があるということです。


■累計CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・営業CF
・投資CF
・財務CF
・FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

フージャースの場合は、
 営業CF:-
 投資CF:-
 財務CF:+
となっていて、
一発勝負型です。(笑)

特に前期は営業CFが
大幅マイナスとなり、
資金も積極的に調達しました。

勝負をかけた状態ですから、
成功すれば報われるし、
失敗すれば失速する
ことになります。


■まとめ

フージャースの場合は、
月次を発表しているので、
売上予測は比較的容易です。

ただし、注意しなければならないのは、
・粗利益率の水準
・販管費の増加
です。

都心郊外型のマンション市況は
悪化していますので、
苦戦が予想されます。

現在の低評価は、これらの
逆境を織り込んでいると
解釈することもできるでしょう。

前期から利益率が
低下傾向にありますから、
四半期決算などで
これらの数字を注視して
慎重な予測をしていく
必要があるとは思います。

 * * *

7月21日、はっしゃんの
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2007年06月10日(日) 15:44

時系列決算分析<4331>T&Gニーズ

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今日はT&Gニーズの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価、理論株価を
時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

T&Gニーズはハウスウェディングの
ブライダル店を全国に展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
 理論株価:PLとBSから算出
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成しています。


■成長率グラフ

下段・左の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

T&Gニーズの場合は、
今期売上予想が4期前の4.5倍超と
大きく成長していますが、
経常利益は約2倍(前期の半分以下)と
成長に利益が付いてこない
成長倒れ状態になっていましました。

一方の株価は急落し、
4期前の70%程度の
水準にあります。


■1株BSグラフ

下段・中央上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
・理論PBR
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

T&Gニーズの場合は、
SPCの連結化などで
前期から1株資産が急増しています。

自己資本比率は2期前の
61.8%から39.3%まで低下しました。

PBRは2期前までは、
理論値より高い人気株でしたが、
現在は理論PBRに同期して
大きく低下しているのが
分かると思います。


■収益効率グラフ

下段・中央下の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
・理論PER
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。

T&Gニーズの場合は、
前期から負債の増加で
ROAが縮小に転じ、
今期は設備投資のための経費増で
収益効率が大幅に悪化。
ROA、ROEともに
4期前以下の水準となっています。

PERもかつては
理論PERと比較して
非常に高い評価でしたが、
業績に不透明感の出始めた
前期から急低下し、
現在も低い位置にあります。


■理論株価グラフ

下段・右上の理論株価グラフは
・資産価値
・事業価値
・理論株価
・株価
の変化を表しています。

なお、理論株価は、
 理論株価=資産価値+事業価値
の計算式で算出しています。

T&Gニーズの場合は、
3期前、2期前までは、
高収益、高成長の優良企業で
事業価値が高く評価され、
理論株価も右肩上がりでしたが、
株価は、それ以上のプレミアで
市場から評価されていました。

現在は成長倒れのパターンとなり、
理論上の事業価値は激減。
平凡な評価になっています。
T&Gニーズがかつてのような
市場評価を得るためには
同等の収益を残す必要があります。


■累計CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・営業CF
・投資CF
・財務CF
・FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

T&Gニーズの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:+
となっていて、
積極投資型です。

特に前期から営業CFを
大きく上回る新規投資を
実施しています。

今後の同社の評価は、
新規投資の成功失敗に
大きく左右されることに
なるでしょう。


■まとめ

日本を代表する成長企業だった
T&Gニーズは成長シナリオが頓挫し、
大きく売り込まれましたが、
現在の水準でも特に割安感は
ない状況になっています。

仮に同社の3年計画が順調に
推移するとすれば、
来期以降は業績が回復していく
ことになります。

会社計画では業績的に底になる
今期が仕込み時かどうか、
(信用できるかどうか)
判断が難しい局面ですね。


 * * *

7月21日、はっしゃんの
企業分析セミナーを開催します。

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2007年06月04日(月) 20:13

時系列決算分析<3344>ワンダーコーポ

はっしゃんです。

今日はワンダーコーポの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価を時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

ワンダーコーポは関東地方を中心に
書店・CD店を展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成してます。


■成長率グラフ

下段・左の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

ワンダーコーポの場合は、
今期売上予想が4期前の1.4倍、
経常利益は同1.5倍超と
右肩上がりで成長しています。

一方、株価は2期前に
急騰した後は急落し、
現在は4期前より
低い水準にあります。


■利益率グラフ

下段・中央上の利益率グラフは
・粗利率
・販管費比率
・経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

ワンダーコーポの場合は、
経常利益率3%前後で
横ばいを続けています。


■収益効率グラフ

下段・中央上の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。

ワンダーコーポの場合は、
ROAは横ばいですが、
増資による資本増強のため
ROEは低下しています。

PERは2期前がピークで
現在は11倍まで低下しています。


■1株BSグラフ

下段・右上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

ワンダーコーポの場合は、
増資による資本増強で
1株資本が増加しています。

自己資本比率も3期前の
16.7%から33.4%まで回復しました。

PBRは1.2倍台と
過去4期で最も安い水準です。


■累計CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・営業CF
・投資CF
・財務CF
・FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

ワンダーコーポの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:+
となっていて、
積極投資型です。

営業CFを上回る投資を
続けていることが分かります。


■まとめ

ワンダーコーポは、
PERやPBRは
過去データからみて
最も安い水準にありますが、
増資による資本増強などで、
財務は回復しつつあります。

積極投資の成果で
売上と利益は、
右肩上がりになっており、
月次が順調に推移すれば、
再評価余地も出てくる
かもしれません。

 * * *

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2007年06月02日(土) 14:10

時系列決算分析<2660>キリン堂

はっしゃんです。

今日はキリン堂の
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価を時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

キリン堂は関西中心に
ドラッグストアを
展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成してます。


■成長率グラフ

下段・左の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

キリン堂の場合は、
M&Aの効果もあり、
今期売上予想が4期前の2倍超、
経常利益は同2倍と
大きく成長しています。

一方、株価は4期前より
低い水準となっていて、
市場から評価されていません。


■利益率グラフ

下段・中央上の利益率グラフは
・粗利率
・販管費比率
・経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

キリン堂の場合は、
経常利益率2%前後で
横ばいを続けています。


■収益効率グラフ

下段・中央上の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。

キリン堂の場合は、
ROAは横ばいですが、
ROEが大きく上昇しています。

PERは2期前がピークで
現在は6倍台と低い水準です。
(純利益ベースでは13倍)


■1株BSグラフ

下段・右上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

キリン堂の場合は、
借入金によるM&Aで
1株資産が急増しています。

自己資本比率も33%台から
20.4%に大きく低下しました。

PBRは1.1倍台と
評価されていません。


■累計CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・営業CF
・投資CF
・財務CF
・FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

キリン堂の場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:+
となっていて、
積極投資型です。

特に前期は営業CFを
大きく上回る投資を
実施したことが分かります。


■まとめ

キリン堂は、
M&Aを中心とした
成長路線に舵を切っています。

財務は悪化していますので、
今は評価されていませんが、
業績で結果を出すことができれば、
再評価の動きになってくるでしょう。

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ウォッチしてみるのも
いいかもしれません。

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2007年05月29日(火) 22:03

時系列決算分析<2670>ABCマート

はっしゃんです。

今日はABCマートの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価を時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

ABCマートは靴専門店を
全国に展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成してます。


■成長率グラフ

下段・左の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

ABCマートの場合は、
今期売上予想が4期前の2倍弱、
経常利益は同2倍超と
右肩上がりに比例成長しています。

株価は2期前に2.5倍まで
急騰しましたが、
現在も高値圏にあります。


■利益率グラフ

下段・中央上の利益率グラフは
・粗利率
・販管費比率
・経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

ABCマートの場合は、
2期前がピークですが、
今期予想でも経常利益率20%を
維持する見通しの超高収益企業です。


■収益効率グラフ

下段・中央上の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。

ABCマートの場合は、
ROA、ROEともに
上昇を続けています。

前期に自社株買いを
実施したことで
ROEが大きく上昇しました。

PERは20倍台ですが、
過去データからは
平均的な位置です。


■1株BSグラフ

下段・右上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

ABCマートの場合は、
前期に借入金による自社株買い
を実施したことで
1株資本が減少しています。

自己資本比率も70%台から
49.8%に低下しています。

PBRは5倍台の高い評価です。


■累計CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・営業CF
・投資CF
・財務CF
・FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

ABCマートの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:-
となっていて、
優良企業型です。

ただし前期については、
営業CFのプラスが
急減しています。


■まとめ

ABCマートは、
安定した成長を続ける
優良チェーンです。

資本施策としては、
自社株買いを定期的に
実施してROEと
EPSを高める戦略を
採っています。

時系列分析では、
売上と利益(EPS)の成長
経常利益率の推移、
ROAとROEの上昇、
CFの状況は優良です。

自己資本比率は、
あえて減少させて、
経営効率を高める戦略ですが、
これは賛否両論でしょう。

最近はTBSの株主としても
話題になったりしていますが、
本業の経営も順調そうですね。


 * * *

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2007年05月28日(月) 20:00

時系列決算分析<7545>西松屋チェーン

はっしゃんです。

今日は西松屋チェーンの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価を時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

西松屋チェーンはベビー用品や
子供服の専門店を
全国に展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成してます。


■成長率グラフ

下段・左の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

西松屋チェーンの場合は、
今期売上予想が4期前の1.5倍、
経常利益は同1.8倍と
右肩上がりに比例成長しています。

株価は2期前がピークで
現在も高値圏にあります。


■利益率グラフ

下段・中央上の利益率グラフは
・粗利率
・販管費比率
・経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

西松屋チェーンの場合は、
粗利益率を高めることで、
毎年、経常利益率を
改善し続けています。


■収益効率グラフ

下段・中央上の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。

西松屋チェーンの場合は、
ROAも上昇を続けていますが、
ROEは横ばいです。
理由は自己資本比率が
上昇しているためで、
正常かつ健全な推移です。

現在のPER20倍は、
過去データからは安い水準です。


■1株BSグラフ

下段・右上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

西松屋チェーンの場合は、
1株資産より1株資本の増加が大きく
自己資本比率は4期前の39.6%から
前期末には55.0%まで上昇しています。

PBRは4倍と高い評価です。


■累計CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・営業CF
・投資CF
・財務CF
・FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

西松屋チェーンの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:-
となっていて、
優良企業型です。

投資は営業CFの
半分程度に抑えています。

ただし前期については、
営業CFのプラスが
かなり減っています。


■まとめ

西松屋チェーンは、
安定した成長を続ける
優良チェーンです。

売上と利益(EPS)の成長
経常利益率の改善
ROA成長、
自己資本比率の改善
FCFの継続的プラス
など理想的な財務内容です。

しかも、子供服チェーンの
オンリーワン企業として
圧倒的な強みを持っており、
脅威となる存在も見あたりません。

投資対象としては少子化対策などとも
あわせて考える必要がありそうです。


 * * *

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2007年05月25日(金) 23:09

時系列決算分析<7610>テイツー

はっしゃんです。

今日はテイツーの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価を時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

テイツーは古本やゲームの
リサイクル店を全国に
展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成してます。


■成長率グラフ

下段・左の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

テイツーの場合は、
今期売上予想が4期前の1.5倍超ですが、
経常利益は1.3倍程度と伸び悩んでいます。
株価は4期前の半値程度の水準です。


■利益率グラフ

下段・中央上の利益率グラフは
・粗利率
・販管費比率
・経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

テイツーの場合は、
粗利益率が急低下していますが、
販管費比率を低下させて、
経常利益率をキープしています。

なお、テイツーは2期前、前期と
在庫や不良店舗を特別損失として
計上していますので、
経常利益率だけでは評価しにくい
状況になっています。


■収益効率グラフ

下段・中央上の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。

テイツーの場合は、
ROAは横ばいですが、
特別損失もあり、
そのまま評価するのは
難しいですね。

PERは10倍以下まで
低下しています。


■1株BSグラフ

下段・右上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

テイツーの場合は、
3期前からBSが
ほとんど動いていません。

自己資本比率は34.5%
になっています。

PBRは1倍まで
低下しています。


■累計CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・営業CF
・投資CF
・財務CF
・FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

テイツーの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:+
となっていて、
積極投資型です。

営業CF以上に
投資を続けています。

投資効果が出てくれば
面白いと思いますが、
苦戦が続いています。


■まとめ

テイツーは株価的には
割安な位置にありますが、
業績に不透明感があります。

分社化したアイカフェが
問題ですね。

月次情報を出していますが、
2期連続の特別損失では、
月次情報からの業績予測の
信頼度は低いです。

本業の古本市場は、
DSやWiiのヒットで
潤っているだけに、
大きな失点ですね。

評価が難しい銘柄です。

 * * *

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2007年05月24日(木) 19:07

時系列決算分析<3333>あさひ

はっしゃんです。

今日はあさひの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価を時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

あさひは自転車の専門店を
全国に展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成してます。


■成長率グラフ

下段・左の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

あさひの場合は、
今期売上予想が4期前の2倍弱。
経常利益は4期前の2倍超と
大きく成長しています。

株価も4期前の1.7倍程度と
連動して上昇しています。


■利益率グラフ

下段・中央上の利益率グラフは
・粗利率
・販管費比率
・経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

あさひの場合は、
販管費比率をキープしながら、
粗利益を改善して経常利益率を
上昇させています。


■収益効率グラフ

下段・中央上の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。

あさひの場合は、
ROAは今期予想で
10%まで上昇見通し。

PERは30~40倍レンジと
高い評価を受けています。


■1株BSグラフ

下段・右上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

あさひの場合は、
1株資産と1株資本が
バランスよく増加しています。
自己資本比率は64.4%
になっています。

PBRは上場後は
4~5倍のレンジで
推移しています。


■累計CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・営業CF
・投資CF
・財務CF
・FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

あさひの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:+
となっていて、
積極投資型です。

営業CF以上を
投資をしており、
増資での資金にも
積極的です。


■まとめ

あさひは売上や利益の成長性、
利益率、収益効率の推移、
BS推移からみると
高い成長力を持っています。

新規投資にも積極的ですね。
月次情報を開示しているので、
業績予測もできますし、
自転車チェーンという
競争相手の少ない業態だけに、
順調な成長が続けば、
大化けも期待できるかもしれません。

 * * *

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2007年05月23日(水) 20:41

時系列決算分析<9843>ニトリ

はっしゃんです。

今日はニトリの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価を時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

ニトリは家具とホームファッションの
専門店を全国に展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成してます。


■成長率グラフ

下段・左の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

ニトリの場合は、
今期売上予想が4期前の2倍。
同じく経常利益も4期前の
2倍近い予想になっています。

株価は4期前の1.6倍程度の
水準にあります。


■利益率グラフ

下段・中央上の利益率グラフは
・粗利率
・販管費比率
・経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

ニトリの場合は、
粗利と販管費比率を
少しずつ低下させながら、
経常利益率を
微増させています。

輸入家具など外的な
不確定要因が多い業態ですが、
最終実績は抜群ですね。


■収益効率グラフ

下段・中央上の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。

ニトリの場合は、
ROAは7~8%で安定的。

PERは20倍台前半から
35倍くらいのレンジと
高い評価を受けています。

現在は過去データから見れば
割安な位置になるでしょう。


■1株BSグラフ

下段・右上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

ニトリの場合は、
1株資産と1株資本が
バランスよく増加しています。
自己資本比率は54.0%
になっています。

PBRは3~4.5倍の
レンジで推移しています。


■累計CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・営業CF
・投資CF
・財務CF
・FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
経営状況を確認します。

ニトリの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:+
となっていて、
積極投資型です。

営業CF以上に
投資をしており、
財務CFでも資金を
調達しています。

FCFはマイナスですが、
新規投資を止めれば、
超優良企業になる
タイプです。

もちろん止めれば
成長は止まりますが。(笑)


■まとめ

ニトリは売上や利益の成長性、
利益率、収益効率の推移をみると
高い成長力を持っています。

積極投資をしていますが、
うまく資金を回転させて
いることが分かります。

月次情報も発表していますので、
割安な局面を狙えれば
面白い企業だと思います。

 * * *

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2007年05月22日(火) 19:47

時系列決算分析<2685>ポイント

はっしゃんです。

今日はポイントの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価を時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

ポイントはレディース衣料の専門店を
全国に展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成してます。


■成長率グラフ

下段・左の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

ポイントの場合は、
今期売上予想が4期前の2.5倍。
同じく経常利益は4期前の
3倍以上の予想になっています。

株価は2期前に大きく
値上がりしましたが、
高値を維持しています。


■利益率グラフ

下段・中央上の利益率グラフは
・粗利率
・販管費比率
・経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

ポイントの場合は、
粗利率の改善と
販管費比率の低下が
同時進行して利益率が
上昇しています。

今期は弱気予想ですが、
この会社は万年弱気なので、
前期並みと見てよいと思います。


■収益効率グラフ

下段・中央上の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。

ポイントの場合は、
ROA、ROEが
毎年上昇して収益効率が
向上していることが
分かると思います。

ROA20%近い水準は、
小売業で最高レベルです。

PERでも20倍台から
30倍台に上昇し、
評価が高まっています。


■1株BSグラフ

下段・右上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

ポイントの場合は、
1株資産と1株資本が
バランスよく増加しています。
自己資本比率は56.9%
になっています。

PBRは10倍超と
高い評価になっています。


■累計CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・営業CF
・投資CF
・財務CF
・FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
会社の経営状態を確認できます。

ポイントの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:-
となっていて、
優良企業型ですが、
FCFが大幅プラスの
超優良企業ですね。


■まとめ

ポイントは売上や利益の成長性、
利益率の推移、
収益効率の推移、
BS、CFの推移、
どれを見ても理想的な
数字になっています。

株価は安い水準ではありませんが、
月次情報も発表していますので、
業績予測という観点からみても
投資対象に値する優良企業だといえます。

 * * *

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2007年05月21日(月) 20:29

時系列決算分析<2668>タビオ

はっしゃんです。

今日はタビオの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価を時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

タビオは靴下専門店を
全国に展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成してます。


■成長率グラフ

下段・左の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

タビオの場合は、
今期売上予想が4期前の1.5倍。
同じく経常利益は4期前の
2倍以上の予想になっています。

株価は前期に大きく値上がりして
2倍程度になっています。


■利益率グラフ

下段・中央上の利益率グラフは
・粗利率
・販管費比率
・経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

タビオの場合は、
株価がブレイクしたのは
前期なのですが、
2期前から利益率の
改善が進んでいたことが
分かると思います。


■収益効率グラフ

下段・中央上の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。

タビオの場合は、
ROA、ROEが
大きく上昇していて、
特にROAは4期前までの
2倍弱になっています。

株価は上げていますが、
PERは15倍前後で
大きな変化はありません。


■1株BSグラフ

下段・右上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

タビオの場合は、
業績の改善と連動して
総資産が増加し、
自己資本比率は45.9%
と上昇しています。

また、PBRも3倍超と
最高水準になっています。


■累計CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・営業CF
・投資CF
・財務CF
・FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
会社の経営状態を確認できます。

タビオの場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:-
となっていて、
優良企業型です。

特に前期営業CFの
大幅プラスが目立ちますね。


■まとめ

タビオの株価は前期から
大きく上昇していますが、
業績的には、まだ買い余地が
ありそうです。

月次情報も好調ですから、
今期も上方修正余地が
あるかもしれません。

もっともタビオは
冬商戦銘柄ですから、
夏場の業績は参考程度に
みておくことです。

 * * *

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2007年05月18日(金) 20:50

時系列決算分析<3385>薬王堂

はっしゃんです。

今日は薬王堂の
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価を時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

薬王堂は岩手県を中心に
東北地方にドラッグストアを
展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成してます。


■成長率グラフ

下段・左の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

薬王堂の場合は、
3期前に上場したので、
4期前の数字は3期前と
同じになっています。

売上は順調に伸びていますが、
残念ながら経常利益の伸びが
追いついていません。

株価は上場直後の40%程度の
水準まで売られています。


■利益率グラフ

下段・中央上の利益率グラフは
・粗利率
・販管費比率
・経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

薬王堂の場合は、
販管費の上昇により
前期から経常利益率が
低下しています。

経常利益率は今期も横ばい見通しで、
利益率の回復が課題です。


■収益効率グラフ

下段・中央上の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。

薬王堂の場合は、
ROA、ROEが
経常利益率と同様に
前期から低下しています。

PERは8倍台まで
下げてきています。


■1株BSグラフ

下段・右上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

薬王堂の場合は、
上場後に減っていた負債が
前期に再び増加しています。

自己資本比率は43%から
37.5%に低下しています。

今の株価でPBRは1倍ですね。


■累計CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・営業CF
・投資CF
・財務CF
・FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
会社の経営状態を確認できます。

薬王堂の場合は、
 営業CF:+
 投資CF:-
 財務CF:+
となっていて、
積極投資型です。

営業CFのプラスを
大きく超えた投資を
行っているため、
FCFはマイナスです。

財務CFがプラスですが、
投資CFのマイナス分を
借入金で賄っています。


■まとめ

薬王堂は前期が減益のため
PER8倍、PBR1倍と
黒字企業としては
かなり割安な水準まで
売られています。

新規投資分の回収が
遅れているため、
出遅れてしまっていますが、
ここが立ち直ってくれば、
業績の改善もあり得ます。

足元の業績が良くない現状では
まだ手を出しにくいのですが、
業績が好転してくれば、
面白い銘柄です。

やはり月次情報に注目ですね。


 * * *

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2007年05月16日(水) 17:14

時系列決算分析<2738>バルス

はっしゃんです。

今日はバルスの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価を時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

バルスはインテリア・雑貨店を
全国展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成してます。


■成長率グラフ

下段・左の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

バルスの場合は、
売上と経常利益が4期前から
急増しているのが分かります。

株価は2期前にバブル的な
水準まで買われましたが、
現在は大きく調整しています。


■利益率グラフ

下段・中央上の利益率グラフは
・粗利率
・販管費比率
・経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

バルスの場合は、
大きな変化はありません。
経常利益率6%前後で
安定しています。


■収益効率グラフ

下段・中央上の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。

バルスの場合は、
3期前から2期前に
ROAが上昇していましたが、
その後は増資や資金調達で
低下しています。

PERが大きく上昇していた
のも目立ちますね。


■1株BSグラフ

下段・右上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

バルスの場合は、
前期から負債が急増している
のが分かると思います。
自己資本比率は28%台に
低下しています。


■累計CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・営業CF
・投資CF
・財務CF
・FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
会社の経営状態を確認できます。

バルスの場合は、
 営業CF:-
 投資CF:-
 財務CF:+
となっていて、
積極投資&勝負型です。

営業CFのマイナスは、
棚卸資産の増加のため
であると思われます。

これから投資にみあった
利益を実現できれば
面白くなると思います。


■まとめ

バルスは売上成長や
利益成長からみれば、
なかなか優秀な成長企業ですが、
バランスシートや
キャッシュフローをみると
多少無理をしていることが
分かると思います。

今は株価水準的にも
割高感はありませんので、
戦略的投資が成功すれば、
大きな飛躍もあるかもしれません。

経営リスクを取っていますから、
成功した時のリターンは期待できます。
失敗か成功かは月次情報を見れば、
決算前でも判断できますので、
月次をよく監視しておきましょう。

 * * *

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2007年05月15日(火) 21:14

時系列決算分析<3364>ナルミヤインター

はっしゃんです。

今日はナルミヤインターの
5期比較分析を取り上げます。

4期前から今期まで
決算と株価を時系列に見ることで
今後の業績と企業価値の
方向性を確認します。

ナルミヤインターは、
子供服の専門店を
全国展開している会社です。


■時系列決算データ
シート上段の時系列決算データ比較は、
 PL:損益計算書
 BS:バランスシート(賃借対照表)
 CF:キャッシュフロー計算書
の主要データを4期前から今期まで
時系列に並べたものです。

下段の5つのグラフは決算書数字から
自動計算して生成してます。


■成長率グラフ

下段・左の成長率グラフは
4期前の数字を100%とし、
5年間の業績や財務の変化を
確認するグラフです。

ナルミヤインターの場合は、
売上が3期前から右肩下がり。
経常利益は4期前の5分の1しか
ないことが分かります。

株価はさらに大きく
売られていますね。


■利益率グラフ

下段・中央上の利益率グラフは
・粗利率
・販管費比率
・経常利益率
の変化を表しています。

利益=粗利-販管費
ですから、
粗利と販管費をみることで
利益率の変動要因を確認します。

ナルミヤインターの場合、
粗利は比較的安定していますが、
販管費比率が上昇して利益を
圧迫していることが分かります。

もっともナルミヤインターの場合は、
売上が減少していますので、
結果として固定費である販管費の
比率が上昇したものと思われます。


■収益効率グラフ

下段・中央上の収益効率グラフは
・ROA(総資産利益率)
・ROE(純資産利益率)
・PER(株価収益率)
の変化を表しています。

このグラフでは利益を
・総資産に対する利益
・純資産(株主資本)に対する利益
・株価に対する利益
から確認します。
なお、利益は純利益ではなく、
経常利益*50%で計算しています。

ナルミヤインターの場合は、
ROA、ROEは大きく低下しています。
また株価は上場直後の数分の1まで
売られていますが、
PERではおおむね妥当な水準
であることが分かります。
業績相応の株価ということです。


■1株BSグラフ

下段・右上の1株BSグラフは
・1株総資産
・1株資本(純資産)
・PBR(株価純資産倍率)
の変化を表しています。

このグラフでは1株あたりの
バランスシートとPBRの
推移を確認します。

ナルミヤインターの場合は、
業績が急激に悪化したものの
バランスシートは安定的です。

PBRは急低下していますが、
財務は健全性を維持していることから、
業績が回復した場合は、
投資妙味がある企業といえます。


■累計CFグラフ

下段・右下の累計CFグラフは
・営業CF
・投資CF
・財務CF
・FCF(営業CF+投資CF)
の5期分の累計です。

このグラフでは現金収支からみた
会社の経営状態を確認できます。

ナルミヤインターの場合は、
営業CFは大幅プラスで
本業は儲かっていて、
資金繰りには余裕があります。

積極的な投資を続けていますが、
今は結果が出ていない状態ですね。

業績が好転してくると、
面白いことになりそうです。


■まとめ

ナルミヤインターは、
足元の業績は不振続きですので、
今は長期投資対象として
買うべき銘柄とはいえませんが、
潜在力は評価できます。

月次情報も公開していますから、
業績の好転が確認できれば、
投資対象として妙味があると思います。

はっしゃんが上場来、
不振の一途のナルミヤインターを
監視続けているのも、
一定の条件を満たせば、
買いたいと思っているからです。(笑)

 * * *

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